先日(2/15)放送された「NHK杯囲碁トーナメント」は武宮正樹九段が三村智保九段を破り準決勝へ進出。
その前週(2/8)の放送でも彦坂直人九段を破り、2週連続の勝利と奮闘しています。
準決勝は小県真樹九段・加藤充志八段の勝者との対戦ですが、がんばってほしいですね。
武宮九段の棋風は宇宙流と呼ばれていますが、あまり策を弄さない本手が多いようです。
このNHK杯の解説者(2/15:淡路修三九段、2/8:小林光一九段)も「武宮さんだったら、こう打つでしょう」というのが結構当たっていました。
正々堂々の棋風、ザル碁党も参考にしたいところですね。
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武宮九段は最近、ダンスに熱中しているそうですが、好成績に影響しているのでしょうか。
以前はゴルフに凝っていてTV番組にも出ていました。またバックギャモンというゲームの世界でも一流のようで、ほんとに多才ですね。
碁以外の趣味にそれほどエネルギーを費やして、本業は大丈夫かと心配になりますが、関係ないようです。
勝負の強さは知識、読む力、体力、経験など総合的な能力で決まると思いますが、一流プロの間での差はほんの僅かでしょう。
趣味などに熱中できるということは、自己の生活パターンが充実しているということで、それが好成績に影響しているのかも知れませんんね。