先日(2/22)放送された「NHK杯囲碁トーナメント」は加藤充志 八段が小県真樹 九段を黒番・中押しで準決勝へ進出しました。
加藤八段、好調です。厚みを生かして攻める棋風は、ザル碁党にとっては気分のいいものです。
1年ほど前、週刊碁に「加藤充志八段の筋力ジム」という連載記事がありました。ユーモアがあって愛読していましたが、単行本にしてほしいですね。
一方の小県九段、本来は厚味派だと思いますが、本局では薄い打ち方で苦戦したようです。
解説・山城九段の形勢判断では加藤八段の優勢は動かないとのことで、投了のタイミングがどうでしたか。
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NHK杯では対局中の表情が写されます。今回の加藤八段はあまり表情を変えず「眠狂四郎」のイメージ。
一方の小県九段は形勢がイマイチなのか、顔を歪めるシーンが多く見栄えもイマイチでした。
棋士はタレントと違ってあまり外見を意識する必要はないでしょうが、番組を見ている人は「眠狂四郎」を贔屓(ひいき)するでしょうね。