昨日(4/1)から新年度が始まりました。
勤務先の事業所グループでは、先月末(3/31)に多くのベテラン社員が早期退職で去っていきました。
新入社員も入ってきましたが、去っていく人の4~5分の1程度でしょうか。差し引くと全体の労働パワーは大幅にダウンすることになります。
今後の展開が心配ですが、景気後退が著しい局面でもあり難しいところです。
いままでも不況のたびに同世代の仲間が去っていきましたが、退社後はどんな様子か気になるところです。
「悠々自適」組は半分くらいでしょうか。いままで培った技能やノウハウを埋もれさせてしまうのは、国家の損失のように思います。
働く意欲のあるOB向けに適切な受け皿があればと思いますが、現役世代の雇用も困難なご時世、難問ですね。
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勤務先の囲碁部も新年度の予算はゼロになったようです。企業の福利厚生費も不況の波には自重せざるを得ないということでしょうか。
いままで日本の囲碁愛棋家の多くを支えてきた「職域」という母体の弱体化は、目を覆うばかりで囲碁界のすう勢と比例しているようです。
今後は「職域」に替わる別の「囲碁区域」を見出すことが、必要だと思います。
若い世代を対象にした「囲碁イベント」など新しい試みとして行われているようですが、定着するといいと思いますね。