普段は夕食を終えて一息したところで「ネット碁」を開始します。
利用サイトの持ち時間は標準20分ですので、2局以上は消化できます。
問題は初戦で黒星が多いことです。それでも2局目以降に粘って、何とか5割に近い成績で推移しています。
以前、囲碁関係の情報で
「木谷門下の弟子(・・・だったと思う)が師匠に成績を聞かれ、『1勝1敗でした(順序は●○)』と答えたところ、『それは1敗1勝だろう』と云われた」
というエピソードを目にしたことがあります。
師匠は「1勝1敗」と「1敗1勝」では、価値が違うということを云いたかったのでしょう。
確かにトーナメント戦では初戦で負けたらそれで終わりですからね。
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ザル碁党の大会でも、初戦の勝敗は後の成績に影響します。
クジ運で初戦に苦手のタイプと当たったときは、ユーウツな気分になります。
初戦を勝つ秘策などあればよいのですが、しょせん無理なことです。
一手一手を、丁寧に打つことくらいでしょうか。
そのためには、相手より考慮時間はオーバーする程度でよいのかもしれません。
ところが実戦ではいつのまにか相手より着手が速くなり、ミスで自滅するパターンを繰り返しています。