日本棋院発行「囲碁手帳」というのがあります。
もう20年近く前でしょうか、囲碁手帳のコラム欄に「上達のキーワード」というのがありました。その中の一節が表題です。
■「弟子」
人は子を持って初めて親になる。生徒がいるから先生とも呼ばれる。
「教えることが自分の上達につながる。」
これはすべての習いごとに通じる教訓だ。
家族、友人、近所の他人、ついでにそこらの通行人・・・・さあ、アナタも誰彼なしにつかまえて弟子にしてしまおう。
◇ ◇
「こども囲碁教室」の指導スタッフになって4年ほどになります。
ただ「教えることが自分の上達につながる」という教訓は当てはまらないようです。
対象が初級クラスですから、自身の技術的な棋力アップは無理かも・・・
それでも「囲碁格言」などは詳しくなりましたね。
「こども教室」の場合は技術的なノウハウより、生徒をいかに「ヤル気」にさせるかがポイントでしょう。
9/16(月)は群馬県の「少年少女秋季囲碁大会」で、120名ほどが参加します。
「勝っても負けてもさわやかに」と教えていますが、ステップアップのいい機会になればと思いますね。