第5回囲碁マスターズカップの決勝戦・趙治勲マスターズカップ王者 VS 武宮正樹九段戦が7月11日に東京市ヶ谷の日本棋院本院で行われた。結果は白番の趙が5目半勝ちをおさめ、昨年に続いて連覇、本棋戦3度目の優勝を飾った。これで趙は通算74個目のタイトル獲得となり自身の持つ記録を更新した。武宮の20年ぶりのタイトル獲得はならなかった。
(日本棋院HPより抜粋)
「治勲連覇、武宮破りV74達成」 「武宮、序盤に後悔」
(週刊碁見出しより)
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治勲さん(59)が巧みなサバキで連覇。5回を数える本棋戦で3回優勝とはスゴイ。
敗れた武宮さん(64)、序盤で石が下にいく、らしくない手がドーモでしたか?
昨今のタイトル戦などを見ていると序盤から石が軋み合うような激しい碁が多く、並の囲碁ファンはついていけません。
その点、本局は自然な流れで「昭和の碁」という印象でしたね。
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