天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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健全なる精神は健全な肉体に宿る

2015-07-31 20:30:00 | 日記・エッセイ・コラム

猛暑日が続く中、10日ほど前から夏風邪で体調不良が続いています。特に咳がひどく、熟睡できないのがつらいですね。
ただ食欲は普通にあり、ウォーキングなどの運動を控えていると体重は増えてしまって・・・。

体調不良とは反比例にネット碁は好調です。
集中力は低下していると思うのですが、相手が勝手に転んでくれるんですね。
力が抜けて打てるのがいいのかも・・・。

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今年1月に放送されたNHK-Eテレ「囲碁フォーカス/シリーズ棋士に聞く『王立誠・九段』」での話。

1998年の「第2回LG杯世界棋王戦」、韓国の劉昌赫(ユ・チャンヒョク)九段との五番勝負。最終第5局の前日に「突発性難聴」を発症。
入院するか日本に帰るしかないと言われたが、どうしても打ちたいということで無理を押して対局。
序盤は意識がボーッとしている状態だったが、午後になったら元気になってきた。
ただ治ったわけではなく優勝の表彰式を終えたら、もう立っていることもできなかった。
本当に不思議なのですが、精神力が病気を抑えたらしい。
この局は中盤以降、焦りとかが全くなく、とてもいい精神状態で打てた。無の世界というか・・・。
こののち、このような精神状態で打てたことがなかったが、精神的に強くなった気がする。

「健全なる精神は健全なる身体に宿る」ということわざがありますが・・・。

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