第42期天元戦挑戦手合五番勝負の第4局が12月12日(月)に兵庫県洲本市で行われた。結果は、白番の井山裕太天元が一力遼七段に中押し勝ちをおさめ、シリーズ成績3勝1敗で天元位を防衛した。
(日本棋院HPより抜粋)
「井山連覇、重戦車の如きサバキ」 「一力、初挑戦は実らず」
(週刊碁、見出しより)
○ ● ○
天元防衛を果たした井山六冠、読み合いでは一枚上の貫録勝ちでしょうか。
敗れた一力七段、大胆な模様作戦を崩されて・・・。
名人位を奪われた後の井山さん、王座戦、天元戦と年下の挑戦者を退けて順調のようです。七冠という重圧が外れ、ノビノビと打てるようになったか・・・。
年明けの棋聖戦では河野臨九段との対戦、井山さん優勢な予感がしますね。
○ ● ○
今回の対局地は兵庫県洲本市の「ホテルニューアワジ」。
淡路島というと淡路修三九段を連想します。ロッキーの異名通り戦闘的な棋風で活躍しましたね。
ただメジャータイトルにはあと一歩及ばず・・・。
○ ● ○