goo blog サービス終了のお知らせ 

天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
画像をクリックすると拡大されます。

風鈴王決定大会2007夏/風鈴会

2007-08-12 22:06:22 | 囲碁

Wind_1_3_8  今日(8/12)は定例の「風鈴会」の日。今回は講座はなく会員の囲碁大会。
私は1勝2敗と不本意な成績でした。反省!

敗因を分析すると「手どころ」でのヨミが甘い。攻めの局面ではそれなりに読んでいるのですが、「守りのヨミ」が不足していたと思います。
私くらいのレベルですとこのタイプが多いと思われます。

あと時間の使い方です。ほとんど相手より考慮時間が少なく、1局目→2局目→3局目と回を重ねるに従い消費時間が少なくなっていきます。持続力が減退したのでしょうか、粘着力不足ですね。

   ◇   ◇

今回の反省。
・攻めと守りのバランスをとり、しっかりと読む
・直感に頼らず、粘り強く戦う

ただ、負けるのは悔しいですが、あまり勝負にこだわらず「自分で納得のいく碁」を打ちたいと思っています。

コメント

少年少女囲碁全国大会2007

2007-08-10 15:31:12 | アマ棋戦

7月31、8月1日の両日に渡って行われた、 第28回少年少女囲碁大会全国大会が東京・市ヶ谷の日本棋院会館で行われ、 小学生の部では、谷口 徹くん(神戸市立本山第三小学校)が、 中学生の部では夏冰くん(京都市立西京高校附属中学校)が優勝した。

■小学生の部
 優勝 谷口 徹(兵庫)
 準優勝 及川 泰司(東京)
 3位 佐田 篤史(岡山)
 4位 長谷川 真輝(島根)
■中学生の部
 優勝 夏 冰(京都)
 準優勝 大谷 直輝(京都)
 3位 佐古 稜太(大阪)
 4位 松本 一樹(石川)

    ◇   ◇   ◇

■群馬県勢の成績
▽小学生の部
 小林佑基(吾妻町立原町小) 1勝2敗で決勝T進出ならず
 平野友太(伊勢崎市立広瀬小) 1勝2敗で決勝T進出ならず
▽中学生の部
 小沢弘季(渋川市立子持中) 1勝2敗で決勝進出ならず
 石関圭輔(高崎市立倉賀野中) 1勝2敗で決勝T進出ならず

             (日本棋院HPより抜粋)

    ◇   ◇   ◇

団体戦では都市部の学校が優勢でしたが、個人戦では地方の選手も善戦しています。
地方から時間をかけての参戦はハンディでしょうが、その分意気込みも違うと思います。

以前は予選も一発勝負のトーナメント方式で1回戦で負けるとそれまででしたが、数年前から16ブロックに分けて3回戦行い、決勝トーナメントに進出する方式となりました。
これにより誰でも最低3回は対局できます。参加選手にとってはありがたいですね。

今回、女子選手がベスト16(小・中学生あわせて)に入ったのは1人だけだったそうです。
レベルが上がってくるとプロ棋士と同様、男子か優位になってくるのでしょうか。女子選手もがんばってほしいですね。

全国から集まった小・中学生の豆棋士にとって、この大会は貴重な体験だったと思います。
それぞれの思いを胸に、未来に向って元気に羽ばたいてほしいものです。

コメント

小・中学校囲碁団体戦全国大会2007

2007-08-09 11:15:35 | アマ棋戦

 小・中学生による囲碁の団体戦「第4回文部科学大臣杯小・中学校囲碁団体戦全国大会」は7月29、30日、日本棋院で行われた。
 その結果、小学校は新宿区立市谷小(東京)が、中学校は浅野中(神奈川)が初優勝し、両校は文部科学大臣杯を手にした。

 【小学校の部】
▽優勝=新宿区立市谷小(東京) ▽準優勝=横浜市立川島(神奈川) ▽3位=市川市立市川(千葉) ▽4位=横浜市立大豆戸(神奈川) ▽5位=香川大付坂出(香川) ▽6位=熊本大付(熊本) ▽7位=横浜市立名瀬(神奈川) ▽8位=豊後大野市立緒方(大分)

 【中学校の部】
▽優勝=浅野中(神奈川) ▽準優勝=印西市立西の原(千葉) ▽3位=筑波大付駒場(東京) ▽4位=麻布(東京) ▽5位=駒場東邦(東京) ▽6位=深谷市立幡羅(埼玉) ▽7位=灘(兵庫) ▽8位=つくば市立手代木(茨城)

               (産経囲碁Webより抜粋)

    ◇   ◇   ◇

群馬県勢の成績
・小学校団体:
 伊勢崎市立広瀬小学校(栗原慶、平野友太、栗原貴大)
 1勝2敗で決勝T進出ならず

・中学校団体:
 沼田市立沼田中学校(師拓矢、小林弘人、有坂和頼)
 1勝2敗で決勝T進出ならず

             (日本棋院HPより抜粋)

    ◇   ◇   ◇

上位校は大都市が強いようですね。子どもの囲碁教室は地方にもありますが、都市の教室の方が集まりやすく、レベルも高くなるということでしょうか。
参加者の傾向として兄弟姉妹が多いようですが、小・中学校では囲碁はまだマイナーな部類なのでしょう。

本大会も4回を数えますが、定着度はまだまだと思います。
学校のクラブ活動からの参加が本来の目的だったと思いますが、現実は囲碁教室を母体としての参加が多いようです。

囲碁を学習活動に取り入れようとの動きが以前からありますが、「趣味・ゲーム」というイメージが強く難しそうです。
「囲碁」も音楽や美術と同様、文化の一種だと思うのですが・・・。

コメント

玉村町2007/08月度囲碁大会

2007-08-06 16:20:19 | 囲碁

一昨日(8/4)は町内の月例囲碁大会。参加者は16名と暑さで囲碁も敬遠気味でしょうか。
この月例会も本格的に開催するようになって1年半ほど、毎回20名前後の参加者が集まります。

参加者の多くは勝敗に一喜一憂していますが、それほど「勝負」にこだわってはいないようです。
年齢層が上がるにつれ、この傾向は高くなるようです。

若い時代は「勝ったときのうれしさ」、「負けた時の悔しさ」の幅が大きいのですが、年齢を重ねるにしたがい「勝負」への執着心が薄らいでいくようです。

私自身としては未だ「棋力アップ」の目標は捨てていませんが、「願望→実現」には乗り越えなければならないハードルがあります。
やるべきことは分かっているのですが、課題に向かい合うことが苦痛で・・・・。

コメント

地域の夏祭り2007

2007-08-05 21:42:06 | 日記・エッセイ・コラム

Matsuri 昨日(8/4)は地域の夏祭り、今年は地区の班長役が回ってきて、祭りの委員もすることになりました。

朝は8時から2時間ほど準備作業、本番の夜は5時半頃から9時過ぎまでと疲れました。
といっても初めての委員で要領もわからず、常連役員の作業補助と、受付のテントで座っているだけでした。

常連の役員は張り切って忙しそうに動いていますが、たまに回ってきた新参の委員はあまり「でしゃばる」こともできず、祭りの進行を見守る程度でした。
もう少し役割分担を明確にすれば、全体の動きもダイナミックになると思うのですが・・・。

委員に選ばれたからにはそこそこの役目は果たしたいと思うのですが、古参の役員の手前もあり難しいところです。

   ◇   ◇   ◇

私の住む地域は千軒ほどの規模ですが、昔から居住している農家主体の世帯と、団地やアパートに居住するサラリーマン主体の世帯に分かれます。
旧世帯同士は付き合う機会も多いのですが、サラリーマン世帯は企業内の関係に比べ地域の付き合いが希薄となっています。

子供が小さい頃はこの祭りにも出掛けましたが、今は進んで参加することもありません。
仕事や生活信条が異なると、地域のコミュニティー作りも難しいものです。

コメント

第4回中野杯/井山3連覇

2007-08-02 22:08:21 | プロ棋戦

今週の「週刊碁」トップページは「第4回中野杯U20選手権・決勝」でした。
決勝戦は「井山裕太七段 対 黄翊祖七段」の対戦、結果は井山七段が白番中押しで三連覇となりました。
井山七段が力で黄七段をねじ伏せた一局のようでした。

現在、日本の10代の棋士ではこの二人が両雄といったところで、その次となると??です。韓国、中国の若手に比べると層の薄さは否めないようです。

◆第4回中野杯U20選手権:ベスト8
・優勝:井山裕太 七段
・準優勝:黄 翊祖 七段
・3位:李 沂修 三段
・4位:志田達哉 初段
・5位:村川大介 四段
・6位:高嶋 武 初段
・7位:富士田明彦 初段
・8位:堀本満成 初段

本棋戦は公式戦ではないようですが、若手に対局の機会を増やそうと故中野孝次氏(作家)の肝いりで創設されました。

   ◇   ◇

故中野孝次氏の著書で『清貧の思想』というのがありました。私は読んでいませんが、バブル崩壊後の地道な生活信条を描いた作品のようでした。

人間、便利な生活に慣れてしまうとなかなか逆行は難しいのでしょうが、折に触れ「何が大切か」問いかけることが必要だと思います。

コメント