第36期名人戦挑戦手合七番勝負第1局が9月1日、2日に東京都文京区で行われた。結果は黒番の山下本因坊が井山名人に5目半勝ちをおさめ先勝となった。
山下本因坊はタイトル奪取に向けて幸先のよいスタート。 第2局は9月14日(水)15日(木)に京都府京都市「国立京都国際会館」で行われる。
(日本棋院HPより抜粋)
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「名人」対「本因坊」の重量対決が始まりました。
初戦は山下本因坊が序盤から優勢に打ち進め、押し切った一局のようでした。
敗れた井山名人、いつもより小さく見えました。海外対局も含め過密日程の疲労もあるのでしょうか。
第1局の進行を見ると、本シリーズは山下優勢のムードですがどうでしょう。
先輩の本因坊が貫録を見せるか、若さの名人が勢いに乗るか、注目の名人戦七番勝負です。
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今回の対局地は東京都文京区「椿山荘」。明治の元勲、山縣有朋が明治11年(1878年)に私財を投じて「つばきやま」を購入し「椿山荘」と命名したとのことです。
バブル期に元勤務先主催のクリスマス・パーティーがこの「椿山荘」で行われ、家族で参加しました。
抽選会では幼稚園児だった娘が、電気炊飯器を当てて大喜びだった記憶があります。
現在、企業では目前の課題山積でこのようなイベントはほとんどないでしょうね。
当時は経営的にも余裕が感じられ、企業・従業員の親睦が活力につながったように思われます。