天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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囲碁用語:保険をかける

2013-10-10 21:46:27 | テレビ番組

テレビの囲碁番組の解説を聴いていると「保険をかける」というフレーズがよく出てきますね。
大石の攻め合いになった局面などで、最低限の生きる手段を残しておくような時に使われます。
ただ、保険を使うような時は苦しい場面が多いようです。

ザル碁党の場合、保険をかけずに攻め合って失敗するケースも少なくありません。
保険をかけた方が良いのは分かっていても、その一手をかける余裕がないんですね。
ただ、保険ばかりかけていたら遅れてしまいます。どの場面でどう保険をかけるか、これがムズなところで・・・

   ◇   ◇

テレビのCMを見ていると「保険」関係が多くなりました。特に外資系のCMが増えてきましたね。
生命保険、医療保険、自動車保険、地震保険・・・・、あらゆるシーンで各種の保険が登場してきました。

多くの保険に加入すれば多くの補償を得られますが、相応の出費もかさみます。
私的には「なるようにしかならない」という主義ですが、世の中そうもいかないようで・・・

Taifuu201309

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日本棋院/群馬県支部対抗戦/2013

2013-10-08 21:48:44 | 囲碁

16チームが腕を競った対抗戦、伊勢崎Aブロック優勝
 第24回日本棋院県支部対抗戦(同支部連合会、上毛新聞社主催)が10月6日(日)、前橋市総合福祉会館で開かれ、県内7支部から計16チームが4ブロックに分かれて腕を競った最も棋力の高いAブロックは伊勢崎が優勝した。
 桐生、高崎、三山、たちぱな、伊勢崎、前橋、館林中央の各支部が出場。主将、副将、一将の3人1組で対局、棋力に応じたブロックごとにしのぎを削った。

 主な成績は次の通り。
▽Aブロック 伊勢崎(高橋直飛、栗原幾雄、山田新家)
▽Bブロック 館林中央A(荒川一夫、森田正彦、櫛部紘基)
▽Cブロック 桐 生(清水賢資、山本宣久、河野卓次)
▽Dブロック 高崎D(岩山日出子、大江桂子、清水幸子)

▽全勝者
・清水健登(高崎A)  ・高橋直飛(伊勢崎)
・稲井 進(前橋B)  ・伊藤俊一郎(高崎C)
・荒川一夫(館林中央A)・川崎弘(館林中央B)
・山本宣久(桐生)   ・清水幸子(高崎D)
・関根幸治(三山B)
   (以上、上毛新聞より抜粋)

   ◇   ◇

今回の参加者は48人と減少傾向です。日本棋院会員の多くは高齢者が占めており、自然減も止む負えない状況です。
会員になって棋力アップを目指そう、あるいは日本の囲碁界発展に協力しようという人も減っているのでしょうね。残念なことです・・・

Aブロックは伊勢崎支部が優勝、主将の高橋さんは全勝でチーム優勝の牽引役を果たしました。
昨年は高崎支部が大活躍でしたが、今年の成績はもう一歩という感じでした。それでも5チームを参加させており、支部活動の面ではがんばっていますね。

本大会は棋力に応じたハンディ戦ですが、Cブロック優勝の桐生支部は4年連続となります。棋力の過少申告では・・・

私の所属する「三山碁友会支部(玉村囲碁会主体)」はA・Bの2チームが出場。Aチームは惨敗でしたが、Bチームはあと一歩で優勝と健闘しました。

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優勝:伊勢崎支部

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会場風景

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なぜ自分から負けを宣言するのか?

2013-10-06 22:00:59 | 囲碁

月刊「囲碁未来」に「知られていそうで知られていない身近な『why?』」というコーナーがあります。
今月号(2013/11月)の『why?』は「なぜ自分から負けを宣言するのでしょう?」というテーマでした。

----以下、本文より抜粋----
 点数制のスポーツやゲームと違って、囲碁の場合は個々に形勢を判断することはあっても、それを点数化することはありません。そのため、例えば野球のコールドゲームのように、途中で第三者が勝敗を決めることはできないのです。
 負けた側は潔く負けを認め、勝った側も謙虚にこれを受け止める。それが棋道としてのあり方なのかもしれません。

ナルホド、確かに自ら負けを宣言(投了)するのは囲碁、将棋くらいでしょうね。
「投了」は当然の約束事のように思っていましたが、他の世界ではありえないことなんですね。

ただ「投了」のタイミングはムズなところです。第三者または相手の立場になって判断ということでしょうか。

Cosmos

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杉本明・八段と向井千瑛・五段が結婚

2013-10-04 23:27:11 | プロ棋士

今週の「週刊碁」に杉本明・八段(40)と向井千瑛・五段(25)の結婚ニュース(9/20に明治神宮で挙式)が載っていました。
相変わらず同業者同士の結婚が多いですね。
年の差15歳ですか・・・

杉本八段は以前(2004年冬、夏)、勤務先囲碁部の合宿に来てもらいました。
口数は少なくシャイな印象でしたね。
深夜にわたるザル碁党との格闘、お疲れさまでした。

向井五段は現在、女流本因坊戦5番勝負が進行中。一昨日(10/2)の第1局は謝女流3冠を破りましたね。
公私ともに順風満帆といったところでしょうか。

芸能界での離婚は日常茶飯事のようですが、囲碁界はあまり影響されず結構なことです。

Renesas2004gassyuku

Renesas2004gassyukub

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第38期新人王戦・第1局&第2局/富士田明彦三段が優勝!

2013-10-02 21:01:42 | プロ棋士

第38期新人王戦決勝三番勝負、余正麒七段―富士田明彦三段の第2局が9月26日に大阪市・関西棋院で行われた。結果は黒番の富士田三段が中押し勝ちをおさめシリーズ成績2勝0敗で優勝を決めた。 (日本棋院HPより抜粋)

「富士田新人王、連勝で初タイトル」「余 無念反撃ならず、保てなかった平常心」 (週刊碁見出しより)

     ◇

第1局は9月17日に東京・日本棋院で行われた。結果は白番の富士田三段が中押し勝ちをおさめ先勝となった。 (日本棋院HPより抜粋)
    
「富士田先勝、薄氷の勝利」 「余 痛恨の読み落とし」 (週刊碁見出しより)

    ◇    ◇

前期は準優勝だった富士田・三段、悲願の初優勝でした。骨太の打ち回しが冴えたようです。
富士田三段は21歳、現在15連勝中で絶好調。今後、上位での活躍が期待されます。

敗れた余正麒・七段、タイトル戦のプレッシャーがあったのでしょうか、自分のペースがつかめなかった様子です。
余七段は関西棋院の18歳、今年18連勝を記録。本因坊リーグ入りを果たして三段から一気に七段に昇段、期待の新星です。

富士田三段は北海道出身、新人王戦は道産子と縁が深いと「週刊碁」にありました。
北海道出身の優勝者は小林光一名誉棋聖(2回)、宮沢吾朗九段(2回)、依田紀基九段(5回)、山下敬吾名人(4回)と38回のうち13回になるとのこと。
今回、富士田三段が加わり、北海道勢はますます意気が上がることでしょう。

Himawari

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NHK朝ドラ/「あまちゃん」終了

2013-10-02 10:49:30 | テレビ番組

この7月~9月のTV視聴率は「半沢直樹」「あまちゃん」が独占した格好となりました。
特に「半沢直樹」は40%を超える高視聴率で社会現象にもなりました。
このドラマは見ていませんが、「倍返し」というのはどうも不穏な感じで・・・

「あまちゃん」は3世代の主人公が、身近な存在に感じられ安心感がありましたね。
深刻なシーンが少なく、単純明快でスピード感がありました。
後半のストーリーはどう展開していくのか・・・、ドキドキ・ワクワクの連続でしたね。

岩手県・三陸というローカル色も楽しませてくれましたね。
助演陣も個性あるキャラクターが揃って、それぞれ味がありました。
半年の間、明るい話題を提供してくれ感謝ですね。

   ◇   ◇

ドラマの中の挿入歌もよかったですね。
「潮騒のメモリー」は天野春子(小泉今日子)、アキ&ユイ(能年玲奈、橋本愛)、鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)が唄っていましたが、特に鈴鹿ひろ美が最後に唄うシーンは熱くなりましたね。

「地元に帰ろう」はアイドルグループ・GMTの唄ですが、ローカル色と素人っぽい点が新鮮な響きでした。
ただ「ジモト」というのはどうも語呂がイマイチ、でもそれがいいのかも・・・

「いつでも夢を」
橋幸夫と吉永小百合のデュエットですが、なぜこのドラマの挿入歌に出てくるのか・・・
あまり深く考えない点がこのドラマの特長でしょうか・・・

◆「潮騒のメモリー」
 ・歌手:天野春子(小泉今日子)
 ・作詞:宮藤官九郎 ・作曲:大友良英・Sachiko M

♪来てよ その火を 飛び越えて~
 砂に書いた~ アイ ミス ユー~

◆「地元に帰ろう」
 ・歌手:GMT
 ・作詞:宮藤官九郎 ・作曲:Sachiko M・大友良英

♪地元に帰ろう~ 地元で会おう~
 あなたの故郷~ 私の地元~

◆「いつでも夢を」
 ・歌手:橋幸夫&吉永小百合
 ・作詞:佐伯孝夫 ・作曲:吉田正

♪星よりひそかに~ 雨よりやさしく~
 あの娘(こ)は~ いつも歌ってる~

Tonegawa3

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