天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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もったいないが負けのもと(囲碁カルタより)

2016-12-10 20:30:00 | 囲碁

こども囲碁教室で囲碁格言を紹介しています。
今週は関西棋院の囲碁カルタより「もったいないが負けのもと」。「カス石は捨てよ」と同じ意味ですね。
ただ、どの程度の状態の石か、判断は結構ムズなところで・・・。

この「もったいない」、世の中では節約という面からプラスにとらえることが多いようです。
環境保護問題で、「MOTTAINAI」を世界に広めようという活動もあるとか・・・。

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1年前の記事(2015-12-10):「模様」と「厚み」の違いは何?

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囲碁書籍「攻めと守りの判断法」

2016-12-08 20:30:00 | 本と雑誌

◆書籍紹介
 ・書籍名:30秒でわかる!「攻めと守りの判断法」
 ・発行所:マイナビ出版
 ・著者:溝上知親
 ・発行年月:2015年10月
◆内容紹介
攻めるか守るか、逃げるか捨てるか、打ち込みか囲わせるか─?。 中盤に入ると、このような選択をしなければならない局面が何回も出てきます。その際にどういった方針で次の着手を決めるべきなのでしょうか?
周囲の状況から判断して…といえば簡単ですが、明確な基準を持っていないと、全く局面にマッチしない手を選択してしまうかもしれません。そこで、本書で紹介する判断法が役立つのです。

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タイトルを見て「これをマスターすれば棋力は上がる」、そんな幻想にかられてつい買ってしまいます。
本書を購入したのは半年くらい前でしょうか。三分の一ほど読んで「ツン読」状態・・・。

「30秒でわかる!」この種のキャッチフレーズ、多くの書籍に登場しますがそんな甘い世界はありませんね。
何事もコツコツと地道な努力が実を結ぶのです・・・。

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1年前の記事(2015-12-08):囲碁書籍「笑って覚える新格言」

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第11回若鯉戦/一力が3年振り2度目の優勝

2016-12-06 20:30:00 | プロ棋戦

若手棋士の登竜門・第11回広島アルミ杯・若鯉戦本戦トーナメントは11月27日に広島市中区の中国新聞ビルで準決勝と決勝戦が行われた。準決勝では一力が藤沢を、本木が大表を下し決勝に進んだ。決勝では一力が白番中押し勝ちを収め、第8回大会以来3年ぶり2度目の優勝を果たした。
    (日本棋院HPより抜粋)

「一力無双、激戦制し2度目のV」  「本木及ばず準優勝」
    (週刊碁、見出しより)

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若手棋戦では無類の強さを見せる一力遼七段、決勝では本木克弥七段のパンチをうまくいなしてがっちりと優勝を決めました。
準優勝の本木七段、豪腕を封じられて波に乗れず・・・。
3位は藤沢里菜女流本因坊と大表拓都初段。大表初段は新入段したばかりの新鋭、今後の活躍が期待されます。

本棋戦の開催地は広島市。
今年は野球の広島カープがセリーグ優勝で話題になりました。「神ってる」が流行語大賞にもなりましたね。
七冠達成時の井山さんはまさに「神ってる」感じでしたが、今回優勝の一力さんはもう一歩か・・・。

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1年前の記事(2015-12-06):第34期女流本因坊戦第5局/謝が女流三冠に返り咲き!

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第42期天元戦第3局/井山天元が勝利!防衛に王手

2016-12-04 20:30:00 | プロ棋戦

第42期天元戦挑戦者手合五番勝負の第3局が12月1日(木)に福岡県宗像市ので行われた。結果は黒番の井山裕太天元が一力遼七段に中押し勝ちをおさめ、シリーズ対戦成績を2勝1敗とし天元位防衛に王手をかけた。第4局は、12月12日(月)に兵庫県洲本市で行われる。
    (日本棋院HPより抜粋)

「巧妙井山、シノギ勝負で一力KO」 「追いつめられた一力、カド番に・・・」
    (週刊碁、見出しより)

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2-1で防衛に王手をかけた井山天元、シノギ勝負で一日の長があったようです。
敗れた一力七段、井山六冠相手に臆せず戦うファイトは気持ちいいですね。

名人を奪われた井山さんですが王座戦では余正麒七段に3-0で防衛、本シリーズも2-1と快調です。
「七冠」という重圧から解放され、伸び伸びと打てるのでしょうか・・・。

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今回の対局地は福岡県宗像市の「宗像ユリックス」。昨年もこの地で行われました。

NHK-BSプレミアムで平日に放送されている「こころ旅」をよく見ています。
11月中旬の週は福岡県で、宗像市に隣接した水巻町・遠賀川の土手を撮影していました。
50年ほど前の風景を懐かしんでの投稿でしたが、のどかというかホッコリした気分にしてくれますね。

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1年前の記事(2015-12-04):第2回夫婦棋士ペア碁トーナメント戦/三村夫婦ペアが初優勝

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週刊碁/大西竜平・新人王特集

2016-12-02 20:30:00 | プロ棋士

今週の「週刊碁」、最終面から2ページは「大西竜平インタビュー」記事でした。

「昇竜となれ、同世代の頂点狙う、夢追い韓国へ」
この顔に注目! 人物を見ただけで職業を当てる企画があったとしたら、絶対に的中は無理だ。棋士らしからぬと言ったら失礼だが、勝負の世界で生きているようにはとても見えない。柔和な表情は、「勝負」とは正反対の印象を強く植え付ける。しかし、16歳の大西竜平の本当の顔は…。強くなることだけを考える青春はまぶしくてたまらない。
    (週刊碁より)

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最年少(16歳6ヶ月)で新人王奪取の大西二段。タイトル奪取から2ケ月、新進気鋭の若手棋士として注目されています。
勝ち星ランキングでは一力七段(40勝16敗)に続き第2位の37勝9敗、現在7連勝中と快進撃です。

小学生のとき韓国へ武者修行、中学1年の夏休みまで2年3ケ月いたとのこと。本人はもちろん家族も大変だったでしょうね。
ひと昔前までは、韓国、中国、台湾などから日本へ囲碁の勉強に来ていたのに、時代は変わった・・・。

「りゅうへい」で検索すると上島竜兵、松田龍平が出てきますが、大西竜平は出てこない・・・。
囲碁界以外でも認知される次期は近いと思いますね。

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1年前の記事(2015-12-02):第10回若鯉戦/寺山が2度目の優勝

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