こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

Google earthで防災マップ

2011年04月11日 | 鎌倉暮らし
昨日の復興支援イベントに際し、防災マップを作った。その時にGoogle earth 6で鎌倉市の避難場所、おもだった場所の標高を調べた。
我が家は谷戸の奥の山の中腹の崖の下にあり、標高は40メートル(水も怖いが崖崩れはもっと怖い)。鶴岡八幡宮の本殿と同じ。
鎌倉アルプスの頂上(天園)は150メートルほど。
鎌倉、海に面していて当然津波の危険は伴うが、逃げ場となる高台も多い。

そこで東京に目を転じてみたら、びっくりした。23区のどこにポインタを持っていってもほとんど0から10メートル。皇居でも20メートル。23区内でも有数の高級住宅街も我が家と同程度。
ずいぶん、危ういものだ。逃げ場はビルしかない。
津波の直撃も恐ろしいが、むしろ都内の広い範囲が水に浸かる(浸水)という事態がこれに続くのだろう。

源頼朝はコンパクトだが、戦略上、防災上有利な場所として鎌倉に幕府を開いた。政治都市として終わった。徳川家康は肥沃な地を求めて関東平野の真ん中、江戸に幕府を開きいた。今や世界でも有数の都市のひとつとなった。
昨日、東京、神奈川の新しい知事が選ばれた。
経済、防災、どれをとっても問題山積だ。
一人のトップがすべてを仕切れるレベルではなくなっているのかもしれない。
では、どうすればいいのか。
私たち、それぞれが考えなくてはいけない。そして、問題を語り合おう。