こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

一段と寒く

2012年12月14日 | 通勤・交通・旅行
今週は先週に比べてぐっと気温が下がった。
今朝も、鎌倉の家を6時半に出る時は零度。7時半に東京について歩きはじめても、建物の影を歩くことになるので、体感温度は氷点下に感じられる。
しばらく歩いて、畑のある辺りまで来ると霜がうっすらと野菜を覆い、霜柱がのぞく。

日本の四季というのは、すくなからず日本人を鍛えてくれているように思う。
今年の夏だって、いつもの夏と同じように暑かった(冷感グッズで夏を乗り切る)
そんなのがウソのようにたったの4ヶ月でこの寒さ。四季折々この寒さに対応しているのだから、体のいろいろな機能も順応のために鍛えられているはずだ。
それにしても、今年の寒さは結構体にこたえる。
12月中旬(早い!)でこれほどの寒さ。体感温度は1月中旬のような気がする。本格的な冬が来たら一体どうなるのだろう。
その分紅葉を楽しむことができたと思えばいいのかもしれないのだが。

去年の冬、ボーイスカウトのプログラムの一環でホームレス支援活動に参加した息子はホームレスの人たちのことをとても心配している。毎冬、凍死する人が何人もいるそうだ。

さてその息子だが、、センター試験では地理Bを選択している。さすがに世界の気候について詳しく、倫社・世界史のコロ健が現役受験生の質問に答えられるわけが無いのだが、私をへこます格好の機会と、ことあるごとに問題を出してくる。年に2度雨期のある地域、などという質問に「北回帰線と南回帰線の間」と答えたら不正解で、「赤道の辺りは、年中雨期に相当するから、それより緯度がちょと高かったり、低かったりするところなんだなー」と、解説された。年中雨期だと困るので、雨期乾期雨期乾期というようなところだとちょうど良くて、住みやすかろうと、寒さの中歩きながら、息子との会話を思い出す。

ここのところ、心体ともに不調気味だが、原因の一つは寒さも挙げられよう。
こんな時は、通勤など外出時には防寒対策をしっかりして、十分な休息をとるように心がけないと、この寒い冬、とてもじゃないが乗り切れそうも無い。

ところで、双子座流星群、昨晩がピークだったようで、妻と娘はしっかり見て、たくさん願掛けをすることができたらしい。私はと言うと、あっという間に寝入ってしまい、見ることができなかった。
今年最後の研究会に出て、病理医仲間とささやかな忘年会。相変わらず、どこも病理は深刻な人手不足のようだ。

さて、鎌倉に着く頃には星もくっきり見えるだろうと思って横須賀線に乗った。
流れ星、今夜も多少は見ることができるらしいので、探しながら段葛を歩いてみようと思っていたのだが、あいにく今夜は曇り。星空を見ることはできなかった。
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