こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

朝晩の歩き

2012年12月20日 | 通勤・交通・旅行

外に出て歩かないと、良い考えが浮かばないのでよくない、などと言っているが、ここのところの朝晩の寒さは、歩きたくなくなるほどで、体にも堪える。
日なたを選んで歩いているのだけど、なかなか温まらないし、東京では駅を降りると駅ビルのビル風が身にしみる。夏は探し求めて歩く木陰にしても、これほど寒いと、葉の落ちた枝の影さえ、恨めしい。

寒くて困ることの一つとして、肩こりがある。
中年を過ぎれば誰しも腰痛とともに肩こりにも悩んでいることと思うが、寒いと凍えるような格好をするので、肩がこるとのこと。寒さと肩こりの関係など、あるわけないと思っていたが、意外とあるらしい。また、猫背にもなっていないように気をつけているが、年のせいもあるかもしれないのだが、寒くてまっすぐにならない。意識するとよけいに猫背が気になって、おかしな姿勢になってしまう。
元気よく駆けながらすれ違っていく半ズボンの小学生をみて、40年前の自分を思い出してみる。
小学校までは歩いて3分ほどのところ。角を一つ曲がれば小学校の校舎が見えた。よく私も駆けていっていた。
今よりも寒かったということだが、寒かった記憶がほとんど無い。不思議なものだ。
そういえば、あの頃は肩こりなどとは全く無縁だった。
今、寒い寒いと言っていても、あと、半年もしたら、すっかり忘れてしまうのだろう。

毎朝、毎晩、40分足らずだが自分の足で歩いて、外を歩いて、空を見て、葉っぱの落ちた枝を見て、というようなことをして、折々の季節を感じてみると、自分が生物であり、生きているのだということを実感する。
これはこれで、良い習慣なのだろう。

それにしても、今年の冬は寒いなあ。

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