こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

いつも笑顔でいるように

2013年02月21日 | 生き方について考える
私が尊敬している先輩、つき合いたいと思う同輩、後輩。
こういった人たちに共通していることがある。それは、笑顔。
みんな、素敵な笑顔を絶やさない。
「何が楽しいのですか?」
と、尋ねたくなる。そして、会話が始まり、楽しい輪は広がっていく。
笑顔は人を惹きつける。

逆に言えば、親戚、ご近所、職場でも、笑顔のない人には近づきたくない。

そして、最近の私がまさしく、この笑顔のない人だった。

笑顔のない人に近づきたくないのは誰も同じだから、私はさぞ近寄りがたい人間だったに違いない。
そして、私は、どんどん孤独になっていたのだろう。

思い返すと、仕事を除いて口をきいた人は数えるほどだった。

笑えなくなってしまったことを、しばらくの間は気がつかないでいたが、あるときふと気がついて、あわてた。
妻は前から気がついていたようで、映画に誘ってくれたりしていたが、私は気付くのが少し遅かった。
それでも、こんきもの読者の方々からの励ましとか、元気の出る本を読んだりとかしていたら、少しずつ笑顔が戻ってきた。

笑顔を失う、というのは自分自身が悲しくなるだけでなく、自分の居場所自体失いかねないということだ。
だれともかかわらなくていいのだから、却ってそっちのほうがいい、などとうそぶくつもりは私には毛頭ない。

最近読んだ本にはこんなことが書いてあった。
自分が人生を楽しむには、一緒にいる人にも楽しんでもらわなくてはならない。

笑顔を大切に、そして忘れずに。

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