昨晩は少々だらしのない記事となってしまい、申し訳ありませんでした。だからといって今日、すばらしい記事が書けるかというとそういうわけでもなくていつもどおり。
最近、ニュースで流れる記事で明るいものが少ない(ように感じる)。過去の幸せを回想することは悪くはないが、将来への希望を語るということがほとんどでてこない。オリンピックへの意気込みを語る選手たちの話は若々しく頼もしいけど、スポーツの持つ求心力はかつてほどではない。それにオリンピック開催に投資される税金を考えたら複雑な気持ちになる。さらには、平和国家日本の防衛費が過去最高の5兆円となったところで、まったく嬉しくはない。税金をアメリカの軍需産業に渡すということをどう受け入れたらいいのだろうか。
一昔前のように、何も知らずに暮らしていた方が楽だったかもしれない。多くの情報が大量に流れるようになり、世の中にはいいことばかりではないというのをみんなが知るようになった。さらには、貧富の差だけではなく、いろいろな埋めることのできない差があることを知るようになって、未来に希望を持つことが難しくなってきている。”頑張ればなんとかなる”という、一昔前だったら当たり前だったことが、もう当たり前ではなくなってきている。
可能性のない社会は息苦しくて暗い。せめてクリスマスツリーの灯りが、世の中を明るく照らしてくれたらいいのだけど、LEDの光は明るいけれどなんとなく冷たく感じるのは私だけだろうか。
希望のもてる世界はどうしたら