こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

七転八起

2011年04月15日 | 自然災害・事故・感染症
私と同い年の石灯籠が立て直された。

小さいが、これも一つの復興だ。

今回の大地震による津波の被災地をgoogle mapで見ると、未だ、生き生きとした商店、施設の名前が残っていて、切ない。

少しずつでも元通りにすべきか、どうか、いろいろな観点があると思う。

もとに戻すことはゼロサムであり、復興需要も見込めない、という考えもあるようだが、それが果たして本当か。

そこにかつて暮らしていた人たちは、たしかに経済活動を行っていた。
そういった点をよく考慮して地域社会の復興を通して、新しい岩手、宮城、福島の海岸線を立てなおしていかなくといけない。
頑張らなくて良い、少しずつ立てなおしていくことが大切だ。




ベニヤ板

2011年04月14日 | 日々思うこと、考えること
ベニヤ板の値段が高騰しているそうだ
地域差はあるかもしれないのだが、先日ボーイスカウトで行った復興支援イベントの時に、妻が一枚購入して使おうと考えたら、普段の三倍の値段で、断念したとのこと。仮設住宅はじめ多くの需要があるからだろう。とは、ゼネコンに勤めるあるスカウトの保護者の弁。

さて、選挙、いつも思うのだが、あのベニヤ板は選挙が終わったらどうするのだろう。

まさか、燃やして捨てる訳でも無かろうが、少なくともサラのベニヤ板にペンキを塗ってポスターを貼っている。その貼ってある選挙ポスターを見て、投票する候補者を決める有権者はどれだけいるか?
そういう人が少なからずいるとすれば、人間見た目が重要ということになる。見目麗しいタレント議員が増え続けるのも頷ける。
話がそれたので戻すと、あのポスター板、候補者がのべつまくなしに選挙ポスターを街中に貼ることがないようにするためのものでもあるのだろうが、やはり、大いなる無駄に思え、どうも釈然としない。
まあ、あのポスター板が立つと近く選挙があることが認識される。

そういう意味では選挙広報のようなものなのかもしれないのだが、投票用紙が送られてくれば選挙があることはわかるし、選挙広報は回覧板でも配布される。
悪い時期に選挙が重なったと、選挙管理委員会は思うかもしれないのだが、ある意味、無駄に思えることを盲目的に継続するというのも、知恵がない。
一方で、選挙運動にネットを利用してはいけないという。
日本はこの先、様々な点でドラスティックに変わっていかなくてはならない。
たとえ、大切な選挙にかかわるベニヤ板の扱いにしても、工夫をする必要がある。

本当にやるのか

2011年04月13日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
今日もまたグラグラ。
病理学会の準備になかなか取りかかれないでいる。

普段なら今頃少なくともだいたいの目安はたっているはずなのに(あくまでだいたいの目安)、まだ何も進んでいない。
頑張ろうと思っていた矢先に、コンパニオンミーティングが中止となり、残るは一般演題だが、これも・・・。
論文化を目論んでいる内容なのだが、なかなか仕上げに至らない(・・・これまで、こういう言い訳をして論文にならなかったテーマ、一体どれほどあるだろう?)。
それにしても、これだけ余震が続くと、いい加減精神的にまいってもくる。顕微鏡を覗いていても、診断がわからなくドキドキしているだけなのか、本当に揺れているのかどうかわからなくなる。
そんなときは顕微鏡の横においてある油拭き用のエーテル入りアルコールの瓶の液面を見て揺れの有無を確かめる。
さて、いくら言ったところで、病理学会は開かれる。言い訳はいい加減にして、そろそろしっかり準備しないといけない。
このままでは、いつも通りの付け焼き刃、自転車操業になることは明白。
困ったものだ。
これが現実か?

とはいえ、本当にやるのかと、今になって信じられなくなってきた。
自分のセッション、探すのも一苦労だし。


さくらふぶき

2011年04月12日 | 日々思うこと、考えること

舞い落ちる桜の花びらを掴むと幸せになれる。
というようなことを聞いたようなことがある。まあ、縁起がいいということだろう。
今朝も、歩いていて、3枚取り逃がしたあと、両手で掬うように1枚捕まえることができた。そうっと両手を開いて、左の手のひらに移そうと思った瞬間(右手でブログ用の写真を撮ろうと思った)、ひらひらと、逃げていってしまった。

桜の花びらは、私の手を逃れたところで、他の数万枚の花びらと共に朽ちていくだけなのに。

さて、もし桜の花びらを掌中におさめていたら、果たして私は”今”より、幸せになっていたのだろうか。それとも、誰かが、今ごろ私を陥れる陥穽を仕掛けているだろうか。

何もわからない。誰も私のことを思っていないかもしれないし、とても深く妬んでいるかもしれない。

過去を書き換えることはできないが、将来を描くこともできない。
それでもビジョンを持つことは大切だし、目標がなくては何処へ向かっていけばいいのかがわからない。

桜の花びらをつかみそこねた私は、不幸せになったのかもしれないが、不幸せは幸せのカウンターパートに過ぎない。
幸せを感じるのは、私であり、それは"気の持ちよう"で、どうとでもかわる。

笑う門には福きたる、喜びを感じ、周りの皆と分かち合うことができたら、幸せだと思う。

Google earthで防災マップ

2011年04月11日 | 鎌倉暮らし
昨日の復興支援イベントに際し、防災マップを作った。その時にGoogle earth 6で鎌倉市の避難場所、おもだった場所の標高を調べた。
我が家は谷戸の奥の山の中腹の崖の下にあり、標高は40メートル(水も怖いが崖崩れはもっと怖い)。鶴岡八幡宮の本殿と同じ。
鎌倉アルプスの頂上(天園)は150メートルほど。
鎌倉、海に面していて当然津波の危険は伴うが、逃げ場となる高台も多い。

そこで東京に目を転じてみたら、びっくりした。23区のどこにポインタを持っていってもほとんど0から10メートル。皇居でも20メートル。23区内でも有数の高級住宅街も我が家と同程度。
ずいぶん、危ういものだ。逃げ場はビルしかない。
津波の直撃も恐ろしいが、むしろ都内の広い範囲が水に浸かる(浸水)という事態がこれに続くのだろう。

源頼朝はコンパクトだが、戦略上、防災上有利な場所として鎌倉に幕府を開いた。政治都市として終わった。徳川家康は肥沃な地を求めて関東平野の真ん中、江戸に幕府を開きいた。今や世界でも有数の都市のひとつとなった。
昨日、東京、神奈川の新しい知事が選ばれた。
経済、防災、どれをとっても問題山積だ。
一人のトップがすべてを仕切れるレベルではなくなっているのかもしれない。
では、どうすればいいのか。
私たち、それぞれが考えなくてはいけない。そして、問題を語り合おう。

復興支援イベント

2011年04月10日 | 自然災害・事故・感染症
今日の鎌倉、好天に恵まれて、すごい人出だった。
段葛も満開の桜を見る人で埋まった。鎌倉まつりが中止となったのはなんとも残念だが、静かな鎌倉でのお花見というのもいいような気がする。
(善男善女で段葛は埋まった)

復興支援イベントにも多くの人が来て下さり、義援金の募金、物資の寄付をしてくださた。
(私は軽食販売)

未使用カレンダーもダンボール箱で15箱集まった。
早く被災地に送付しよう。

義援金がなかなか、被災された方に行き渡っていないらしい。
物資もちゃんと配られてほしい。カレンダーの場合、あとは先方にお願いするばかりだが。

おかげで、ナイトの散歩は夕方遅く。
それにしても日が長くなった。

鎌倉でお花見を…震災復興支援のお知らせ

2011年04月09日 | 自然災害・事故・感染症
明日、息子の入っているボーイスカウト団が震災復興支援イベントを開催する。

今日は、その前日準備。
ほかの隊員のお父さんと一緒に、コストコに買出し。
いやー、すごい人だった。二人一組で行ってよかった。というのも、車庫待ちの車の列が500メートルくらいあり、待てど暮らせど進みそうにない。そのことを予想して、私だけおりて買い物。終わったところで、お父さんに電話したら「今、入り口に並びました」とのこと。「今、会計も終わったので、そのまま出口に回ってください。荷物、そのまま積み込みます」。そのまま、会場へ。

荷物運び、集まったカレンダーの梱包し直し、グッズの展示等々、延々と単純作業を続けていながらも、学会の準備のことが気になったり、コンサルテーションの返事をためていることが気になる。そもそも、未報告剖検例もあると言うのにこんなことをしていていいのか。
でも、「こんなこと」って。なんだろう。
高校のメーリングリストからは、現地に乗り込んで物資の搬送をしているやつの話、カナダ在住のやつが長期休暇をとって帰国して被災した家屋を訪ね瓦礫の撤去を手伝っている話。被災地に行きたくても行けないという、忸怩たる気持ちを吐露するやつもいる。
今日明日、私は仕事を打っちゃってバザーを手伝う。ほんのささいな事だ。
実際のところ、世話人をやっている妻のほうがよほど頑張っている。
いざとなると、あれこれ悩んでしまう。馬鹿馬鹿しいとは思うが…
そう、馬鹿馬鹿しいことだ。明日はやれること、やるしかないだろう。
というわけで、明日のお知らせを行わせていただきます。



明日のイベントの内容
日時 4月10日(日)10時~14時
場所 鎌倉雪ノ下カトリック教会
内容 
・義援金の募集(集まったお金は日本赤十字またはカリタスジャパンに送ります)
・支援物資の募集(カレンダー、下着)
   カレンダーは今年のもので、余っているものがあったらお持ちください
   下着は新品のみお願いします
・復興支援バザー(軽食、グッズの販売)収益は上記義援金とあわせます
・鎌倉消防署のご協力によるAEDや三角巾などのミニ講習会
・ボーイスカウトによる被災への備え。被災時の簡易トイレの作り方や炊飯袋での炊き出しなど。

原発の問題で、それどころではないという方もおられると思いますが、季節を感じて元気を出しましょう。
鎌倉も明日に晴れ、桜は満開、とても素晴らしい日になると思います。お花見ついでにおいで下さい。




時間という財産

2011年04月08日 | 通勤・交通・旅行
医局で、私が鎌倉から片道二時間(含ウォーキング35分)近くかけて通っていることを知っている医者に、
「どうですか?先生、通勤は元に戻りましたか?」と、心配して尋ねられた。
「やっと急行とか走り出して、楽になってきましたよ」と応じた。
今週からは湘南新宿ラインも走りはじめ、横須賀線全体の本数がふえたので、帰宅の便が格段に良くなった。


「それにしても、一度便利さに慣れてしまうと、ダメですね。」と続けた。
「まったく」…と、こんな話をしたのだが、まったく情けない気持ちになる。
このくらいがちょうどいい、などと思いながらも、便利さを惜しむ気持ちがついてまわる。時間もそのひとつ。
なかった時、それはそれで適応していたのだが、一度手に入れてしまうと、手放したくなくなる。金品ではないが、時間も貴重な財産のひとつだ。
色々工夫して、稼いだ時間を失うことは、耐え難い。

計画停電は一応終了した、らしいが、この3週間、通勤にしても、家庭にしても、不安だった。停電による時間の消失が気になったのかもしれない。私の場合は通勤時間。
夏場には電気事業法による制限が行われるかもしれない、とのこと。内容はまた2転、3転していくのだとは思うが、鉄道や、病院はおそらく制限の範囲外となるだろう。でも、車内の冷房温度はどうなることやら。普段は寒すぎる、なんて言っておきながら・・・どう感じるか。
制限の目標は25%にもおよぶらしい。今の生活の利便性、4分の1に削減できるか。
このくらいが、ちょうどいい、と言えるようになれるといいのだが。


”ありがとう”といえる国に

2011年04月07日 | 自然災害・事故・感染症
タイ発電公社というところが発電所を無償で貸してくれるとのこと、心が震えるようにありがたい話だ。私たちは孤独ではないと感じる。


戦争に負けて、それまでの価値観の多くを否定的に捉え、自虐的になりすぎていなかったか?そんなことを最近感じる。
世界中の人が心配してくれる。あまり裕福でない国からも援助の申し出がある。私たちはそれほど嫌われてはいなかった。
被災地の人たちの頑張りが評判になっている。いろいろな意味で、私たちが培ってきた文化は恥ずべきものではない。


歴史のなかで一時期、過ちがあった。これは変えることができない。
でも、そのことでいつまでも卑屈になっている必要はないこと、それは永遠に許されないものではないこと、世界は思っていたよりは優しく、度量は大きい、ということを知っていたい。
世界有数の経済大国はなんでも自力でやらなくてはならないということはない。

そもそも、経済力などというものが国の価値を決めるものではないということ。すくなくとも、それは全てではなく、一部にしか過ぎない。

世界に向かって、ありがとう、といえるようになりたい。
復興は経済に限らない。文化、日本人の気持ち、というものをもう一度つくり直そう。
世界に対して、恥ずかしくない日本という国を未来に向かってつくっていこう。

がんばろう日本、私たちはきっとやれる。


ナイトの1歳の誕生日

2011年04月06日 | 犬との暮らし

フラットコーテッドレトリバーのナイト、今日で1歳。
誕生日おめでとう。
ちょうど5ヶ月の時に我が家に来たので、彼の生きてきた中で私たちとの暮らしがいよいよ半分を越える。

おすわりから伏せは上手くできるのだが、伏せからおすわりができない。
あと、立ってもよくわかっていない。

犬のしつけというのはどこまでやればいいのかわからないが、若干大きめの犬なので、人のことを噛んだり、吠えたりしないようにしようと、しつけをしてきた。
それなりにマテも散歩もできるようになり、嬉しい。

そろそろ終りにしてもいいかな、と思っているのだが、人間と同じでやめてしまうと元の木阿弥、なんてことになりそうでもある。
顔をさんざん舐めるのと、ひとに抱きついて倒しそうになってしまうのは、どうしたものか。
どちらも親愛の情を示しているだけなのだが。


今夜は豪華ディナー(ペットフード+α)だったそうだが、残念ながら見ることはできなかった。たいそう喜んで食べたらしい。

誕生日、おめでとう。あっという間の1年間だったね。
下痢気味だったこともあったし、去勢したり、とかいろいろあったと思うけど、基本的には元気でいてくれてありがとう。
これからもよろしくね。

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新学期

2011年04月05日 | 家族のこと

明日から高二になる息子と中二になる娘、そろって新学期を迎える。終業式もないまま、閉門蟄居の長い春休みとなってしまったが、それも致し方ないことだ。3月中に卒業証書をもらえなかった学生さんも多数いる。

それでも、娘は、「中学校に入ってから、初めてゆっくりできた」とのこと、家にいるのが好きな子でよかった。
息子は、春期講習だ、ボーイスカウトの訓練会(宿泊訓練は無し)だ、とちょこちょこ出かけていた。
まあ、今日になって、3学期の成績が返却されるのに戦々恐々としているのが笑える。

いずれにせよ、被災を免れ、元気に学校に通えることは喜ばしいことだ。
被災地では、避難先の学校に転校する子供も多いそうだ。


災い転じて、福となす。
沢山の新しい友達ができることをお祈りする。

市役所の人もがんばっている

2011年04月04日 | 妻の名言
復興支援バザーを準備中の妻。
市役所にも何度か足を運んで、情報の収集につとめている。

少し前のことだが、
「(被災地でないからと言って)鎌倉市役所の人も、頑張っているのよ。
計画停電が始まってから、夜中に問い合わせが来ることも度々なんですって。」と妻がいっていた。

仕事をもっている人にしてみれば、その日の停電の有無は、大変重要で、事細かに知りたい。
(地域割りが小さくなり、翌日の予定も知らされるようになったので、最近は問い合わせも少し減ったかもしれない)

たしかに、災害情報メールで、登録者に計画停電、地震等の各種情報を逐一知らせてくるのも市役所の人だ。
メールが勝手に届けられるわけではない。
私たちも、税金を払っているのだから当然、とばかりも言っていられない。
消防隊員、警察、自衛隊員そして、自ら被災しながらも職務を遂行している被災地の役場の方々。
いろんなところで、いろんな人ががんばっている。

被災地のため、私たちの住む地域のため、そして日本のために、私たち一人一人が、出来ること、頑張ろう。

ナイトのおもちゃ

2011年04月03日 | 犬との暮らし

4月6日で1歳となるフラットコーテッドレトリバーのナイト。
今日は、近所のお子さんが来て、顔をベロベロ舐めまくってあげ。
金物屋へ買い物に自転車に伴走したり。朝から、アクティブに行動している。

気のいいやつなんだけど、困ったことに何でもモノを壊す。
とくにおもちゃ。自分では壊すつもりはないようなのだが、力の加減がわからないようで、半日以上もったためしがない。

したがって、おもちゃを買うのがためらわれる。

やわらかいものは比較的大丈夫だが、ほつれがあったりするとこれを引っ張ってしまう。


牛の骨は骨髄を食べた後つるつるになっても遊ぶのだが、カタカタずーっとうるさい。家の中に入れたあとは、遊ばせない。

そうはいっても、こうして毎日コロも一緒に楽しく暮らせているのは、幸せだ。
ちなみに、マルチーズのコロはちっちゃなおもちゃを大事に使う。

以前、このちっちゃなバスケットボールをナイトに壊されて、コロがとても落ち込んだことがあった。その後同じものをペットショップで買ったのだが、これを見つけたときは、妻と二人で手を取り合って喜んだ。

一昨日の4月1日に、宮城県気仙沼沖で海上を漂流していた犬が救助されたとのこと。

とても嬉しかった。
被災したペットももちろん多数いて、飼い主さんともども困っているとのことだ。すくってあげる手立てがあるといいのだが、なかなか難しい。
そのようななか、私たちにできることは何かと考えると、日本動物愛護協会に義援金を送るのも、一つの方法だろう。


大地震と人生・・・3月の読書記録

2011年04月02日 | 読書、映画、音楽、美術
3月は人生を考える本2冊(1冊再読)。”考えない練習”を読み、心を見つめていたところで、大地震があった。大地震のあとは、実家に逆疎開したということもあり、本が手元になく、読めず。
ニーチェは前から読もうと思っていた積読本。
まさかこのようなときに読むことになるとは・・・
生きるということの意味は。

3月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:508ページ

3度読んだ。善悪、ルサンチマン、すべてを焼き尽くす火の柱、永遠回帰、力への意志、眺望固定病。そして、大地震、大津波、放射能汚染。現実世界に直面し、生きるということはどれだけ不可解、不条理なのだろう。
読了日:03月29日 著者:貫 成人
お坊さんであれば、”修行”を、一般人に対して”お稽古”という言葉に置き換えてくれ、わかりやすく説明してくれている。実践するのは難しそうだが、まずは、やってみたい。実践することが、”ストレス”でならなくなるまで。
読了日:03月03日 著者:小池 龍之介

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大仏ハイキングコース・・・化粧坂から佐助稲荷

2011年04月02日 | 鎌倉暮らし
昨日に引き続いて今日も穏やかな一日だった。
妻に誘われて化粧坂から源氏山に登って大仏のほうへ散歩。
フラットコーテッドレトリバーのナイトも一緒。

海蔵寺の手前を左に曲がって、化粧坂へ。少しナイトに引っ張ってもらう。
ぬかるみの急坂を一気に上がるとあとは比較的平坦になる。源氏山公園をかすめて、大仏のほうへ。
途中の梶原から海が見える。

とてもすばらしい眺望だ。

佐助稲荷は、有名なわりに鎌倉の隠れ家のよう。

この、佐助稲荷に下ってくる坂、結構急で細い。途中で足を滑らせて、転んでしまった。
腕をしたたかに打ってしまい、ずいぶん腫れて、明日が思いやられる。
幸い、足は大丈夫だった。

先週よりもまたいっそう、人出が戻ってきた。やっぱり桜のせいか。
段葛の桜も少しずつ咲き始めた。


さて、来週の日曜(4月10日)、鎌倉まつりは中止となってしまい、パレード、ミス鎌倉お披露目、静の舞と、目玉の行事ももちろんすべてなくなってしまった。これにあわせて行う予定だった、息子の入っているボーイスカウトのバザーも中止となったのだが、内容を変えて、収益を義捐金にあてる復興支援バザーを行うことになった。

行事の自粛と、開催。病理学会同様、なかなか難しい問題だ。