Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

ミスマッチ(7/31浦和対バイエルン)

2008-08-01 23:38:58 | 浦和レッズ
昨日のバイエルン戦、相手が強すぎて浦和にとってはあまり練習にならなかったような気がします。大抵、この時期は欧州シーズンの開幕前ですから、欧州から来日したチームはコンディションが悪かったり、観光気分で勝負に対する執着心が薄かったりします。

しかし、この日のバイエルンは、最初から激しいプレッシャーを掛けてきました。力の差を見せ付け、早い時間で相手の反撃意欲を削ぐというゲームプランだったと思います。対する浦和は、この試合で何を試そうとしたのか、よくわからないスタメンでした。確かに、日曜の鹿島戦の激闘で精も根も使い果たした、田中達也、永井を休ませるという判断は正しいと思います。

しかし、闘莉王がベンチ入りできる状態だったにもかかわらず、スタメンで使わなかったのは疑問です。エンゲルスは闘莉王が出場停止になった試合のシミュレーションをしたかったのかもしれませんが、DFリーダー不在でバイエルンのクローゼ、ポドルスキにやりたい放題にやられてしまいました。

バイエルンはパスの精度も高く、キープしている間は鈴木啓太も阿部勇樹も取れませんでした。また、攻守の切り替えも早く、浦和がボールを持ってもパスコースを消され、仕方なくバックパスという場面は多かったです。また、浦和の中盤にミスがあると決して見逃してもらえず、平川のパスミスは見事に点にされてしまいました。

これで、前半で3-0ですから、バイエルンは見事にプラン通りの戦いです。しかし、エンゲルスもこのままやられっぱなしでは終われないと、交代の手を打ってきました。最終ラインを急造4バックにする4-4-2で、バイエルンも前半飛ばし過ぎたことで疲れたこともあり、後半は浦和が攻める場面もありました。

2点返したことで、意地は見せましたが、やはりバイエルンのゲームプランに気付かずやりたい放題にやられたのは良くありません。しかし、バイエルンはドイツ最強チームで、今季は欧州制覇すら狙っているチームです。Jリーグはもちろん、ACLにもこんな相手は皆無でしょう。あまり気を落とさず、相手が悪かったくらいに開き直っていいのではと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする