Kobby loves 埼玉&レッズ

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メダルは取れなくても

2008-08-20 18:48:00 | 他スポーツ
今日は日本代表のウルグアイ戦ですが、例によって平日夜の試合の即日更新は勘弁して頂いて、今日はここまで見た北京五輪の中で、メダルを取れなくても感動した選手を取り上げます。

最大の健闘は、バドミントン女子ダブルス、末綱選手、前田選手のベスト4でしょう。大会前は、同じ女子ダブルスに出場する、小椋、潮田ペア(オグシオ)に注目が集まっていて、末綱、前田ペアに注目した人はほとんどいませんでした。

本人たちにはかわいそうなことに、オグシオじゃないほうのペアと言われたこともあります。バドミントン女子の五輪出場権は、世界ランキングで決まっていますから、世界ランク8位の末綱、前田ペアは、準々決勝まで勝ち上がると格上と当たります。

そんな準々決勝、相手は世界ランク一位の中国ペアで、期待していた人はほとんどいなかったでしょう。しかし、なんと第一セットを8-21で落としながら、残り2セットを連取して逆転勝ちを収め、これまでに経験のない世界の4強にたどり着きます。

私は準決勝を見たのですが、拾う末綱、スマッシュの前田という持ち味は十分出ていました。接戦で、勝ってもおかしくない試合でしたが、相手の韓国ペアが執拗に主審に抗議して、時間を使われたのが不利に作用したようです。

ただ、4位という結果は残念でしたが、NHKが予定を変更して中継したり、日本にバドミントンを広めるという意味では成功だったと思います。末綱が引退するようで、「スエマエ」は残念ながら解散ですが、たとえメダルは取れなくても、十分インパクトを残したと思います。

もう一人、印象的だったのは、女子200m個人メドレーの北川麻美選手です。この選手は地元の埼玉の出身ですが、目を引いた理由はそれではありません。予選、準決勝、決勝と自分の持つ日本記録を毎回塗り替えたことと、めったに見られない「スイムオフ」に出場したことです。

スイムオフは、決勝進出ぎりぎりの8位に、複数の選手が同タイムで並んだときに行われるもので、水泳はスピードスケートのショートトラックのように、決勝の人数を一人増やすことはしないのかと、無情のルールが残念ですが、ここで北川の見せた頑張りは印象的でした。

相手選手に大差をつけて、これなら文句ないだろうとアピールした姿には感動しました。決勝は残念ながら6位でしたが、持てる力はすべて出したように思います。
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