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東京V戦プレビュー

2008-08-26 19:53:55 | 浦和レッズ
明日、浦和は国立競技場で東京Vとのアウェイ戦を戦います。東京Vは、2005年のJ2降格の際に、主力選手がほとんど移籍してしまったので、今の東京Vはそれ以降に入団した選手がほとんどです。寄せ集め軍団と言えなくもないですが、昨年はフッキ中心のチームを作りJ1に復帰しました。

しかし、そのフッキはポルトガルの名門チームのFCポルトからオファーを受けて欧州に渡ってしまいました。あそこまで、個人に頼るサッカーはもうできません。さすがに東京Vのフロントも、フッキが抜けた穴をそのままにしては戦えないので、セリエAのトリノで出番がほとんどなかった大黒を獲得しています。

大黒を見るのは久しぶりという方がほとんどでしょう(浦和戦の終了間際にちょっとだけ出ましたが)から、特徴を説明すると、スペースへ抜け出すのがうまいFWです。3バックの浦和は、どうしても両ストッパーの脇にスペースが空きますから、大黒がサイドに流れると、比較的容易にキープを許すかもしれません。

ただ、大黒はピンポイントでクロスを上げられるサイドアタッカーではありませんから、真ん中のディエゴをフリーにさえしなければ大丈夫でしょう。

浦和は前節でポンテが復帰して、高原、田中達也の2トップが揃えば理想のサッカーができると思っていましたが、磐田戦ではなかなかポンテにボールが入らず、苦しい戦いになりました。東京Vは菅原をポンテにつけるような、特別な対策を打ってくる可能性があります。

しかし、ポンテはその程度でやられるMFではありません。かつて、オシム監督が率いた千葉との対戦で、ポンテは相手のマンツーマンを何度か引き剥がしてドリブル突破を見せています。東京Vが2枚ポンテに付けてくれば別ですが、そんな極端な手はなさそうで、マーカーが一人なら何とかしてくれるでしょう。

また、闘莉王の復帰で実現する、鈴木啓太、阿部勇樹のダブルボランチも楽しみです。細貝も成長して、守備に戻る運動量だけなら彼らに迫りましたが、攻守のバランス感覚やファウルしないで止めるコツなどではまだまだかないません。柏戦ではゴールも決めていますし、阿部勇樹の攻撃センスが発揮されれば、浦和は勝利に近づけることでしょう。
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