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勝てた試合(8/6なでしこ対NZ)

2008-08-06 20:20:32 | レディース
今日は、五輪女子サッカーのなでしこ対ニュージーランド(以下NZ)戦でした。両チームとも4-4-2で、あまりボランチとサイドハーフの区別が明確でなく、横に4人並べていたところも同じでした。なでしこは、早めにサイドに回すことと、中盤を飛ばしたロングボールを入れることで、前半は勝負してきました。

確かに、攻撃の形を多くつくったのはなでしこの方でした。しかし、この日は秦皇島のピッチになでしこの方がうまく順応できず、最後のコントロールミスでチャンスを逃すことが目につきました。逆に、NZは取ったら縦に早くというゲームプランが徹底していて、先制点の形はうまく右サイドをえぐって、近賀とGK福元の間にうまくクロスを入れました。

すると、主審の疑問の残る判定で、PKを献上して2点目を入れられてしまいます。しかし、このNZ戦を落とすと、アメリカ、ノルウェーを連破するという事実上不可能な予選突破条件を課されてしまう日本は必死で反撃しました。男子と比較してはいけませんが、それでも中盤でこぼれ球にうまく寄せ、NZのカウンターを必死に防ぐとともに、早めにサイドに入れてクロスを上げて勝負しました。

また、NZは、FIFAランキング20数位ということから類推しても、またクロスの精度が先制点の場面を除き高くなかったことを考えても、決して世界のトップレベルのチームではありませんでした。柳田、宮間あたりの個人技は、全然NZのDFがついてこれなかったくらいです。

これは、何とか最低でも勝ち点1は取って、残り2試合で1勝という条件にしたいところでしたが、残り15分で日本は反撃しました。PKを与えると、公平?のために反対チームにPKをよく吹きたくなる主審心理は今回も有効で、そのPKを決めて1点差にすると、最後は宮間のFKにニアサイドの澤が決めて2-2の同点に追いつき引き分けました。

試合前の星勘定では、勝っておきたかった相手でしょうが、2点リードされた展開を考えるとよく引き分けたなというのが本音で、これで最終戦まである程度希望がつながることになりました。連敗では決勝トーナメントに行けませんが、最近力をつけたなでしこがアメリカ、ノルウェーのどちらかに勝つことに期待したいと思います。
コメント
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