Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

阿部勇樹移籍?

2010-08-23 19:06:06 | 浦和レッズ
浦和サポにとってのビッグニュースは阿部勇樹のイングランド2部、レスターシティへの移籍でしょう。もともと、阿部勇樹の海外志向は強く、今年1月の浦和との契約更新のときも海外からのオファーで揺れたのか、ぎりぎりまで契約更新しませんでした。

当時はおそらく年俸がダウンするなど条件が良くなかった可能性が高いですが、今回は阿部勇樹自身は南アフリカW杯で4試合すべてにアンカーとして出場して、欧州での評価は確実に上がっています。今回、レスターシティが提示した年俸は1億3千万円と、浦和のそれを上回っているという情報があります。

2部のチームのはずなのにどこにそんなお金があるのかとは思いますが、レスターシティといえばプレミアリーグにも在籍していた、1部を狙えるチームです。欧州の移籍市場は8月いっぱいで閉まってしまうので、早く交渉をまとめないと時間がありません。

また、阿部勇樹にはもう一つの壁もあります。イングランドの「労働許可証」です。イングランドでプレーする外国籍のサッカー選手は世界一厳しい労働許可証の発給基準をクリアしないといけません。この労働許可証がひっかかって、当時清水所属だった三都主アレサンドロとイングランドのチャールトンとの契約が破談になっています。

この労働許可証の発給基準は、代表戦の75%以上出場という話ですが、公式戦限定か親善試合を含むかは情報がありません。もし親善試合を含むなら、阿部勇樹の代表戦出場は75%には満たないはずで、特例が必要になります。公式戦限定なら、W杯4試合全てに出場したことで問題ないでしょう。

もちろん、阿部勇樹の抜ける浦和は大幅な戦力ダウンになります。代役は堀之内ということになるのでしょうが、この移籍は細貝の成長を促す可能性もあります。それまでアンカーをやっていた細貝が、阿部勇樹のやっていた前目のボランチに移れば、それまで発揮されていなかった攻撃力が開花することもあるかもしれません。
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湘南戦マニアック分析

2010-08-22 11:35:59 | 浦和レッズ
昨日の湘南戦は久しぶりの生観戦なので、今回はマニアック分析を書きます。浦和を勝利に導いてくれたのは、宇賀神が大きな要因と思っていますが、単にスピラノビッチの先制点をアシストしただけではありません。理由は宇賀神のポジショニングです。

スタメンでは左MFだった宇賀神ですが、事実上FWで、左サイドのオフサイドラインをくぐろうとラインぎりぎりのポジションを取り、相手右SB臼井と1対1の勝負を挑もうとしていました。これで宇賀神のスピードを恐れた湘南は高いDFラインを取ることができず、湘南の最終ラインを押し下げる効果がありました。

その結果、ポンテや柏木が中盤でドリブルをするスペースが空きました。柏木のドリブルを見たとき、「それができるならもっと早くやれ」などと心ないことを考えてしまいましたが、攻撃意識を全員が持つことで全員に連動する効果があるのですね。また、ポンテのボールキープも効きました。

このサッカーは、布陣こそ3-6-1と4-5-1で違いますが、いいときの広島のサッカーに似ています。トップ下はボールを収め、FWだけでなくほかの選手もオフサイドラインを意欲的にくぐろうとするサッカーで一時旋風を巻き起こした、去年の広島のサッカーです。そういうサッカーをやるためには、ボールの収まりどころが必要なのですが、それをやっていたのがポンテです。

ポンテのプレーには、CKやFKが入りそうな気がしないなど、不満がある方もいらっしゃると思いますが、キッカーはフィンケ監督に変えてもらうとして、流れの中でのポンテの貢献は絶大です。走るサッカーを目指すなら、思い切ってDFラインの裏をと願った私の気持ちは満たされた試合後でした。

唯一不満を挙げるとすれば、サヌがMFではこれといったプレーが出ないことです。キックの精度もそれほどではありませんし、運動量も途中で落ちます。田中達也がいない以上、しばらくサヌのMFで頑張ってもらうしかないのでしょうが、京都戦のような思い切ったシュートを是非もう一度と思います。
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サイドからの速攻(8/21湘南対浦和)

2010-08-21 22:54:24 | 浦和レッズ
証拠写真は取り損ねましたが、今日は平塚競技場に行っていました。浦和はまたも引き気味の相手を崩せず、前半を0-0で折り返します。湘南のゲームプランが後半勝負を意図したものであることを考えると、また相手の術中にはまるのかと嫌な予感がしました。

ただ、浦和の攻撃の形はある程度一貫していて、基本的にサイドからのクロスという形でした。宇賀神はこの日も好調で、高い位置をキープしてから持ち味の瞬発力でクロスという持ち味は出せていました。そういつまでも不運が続く訳はない、後半も同じようにクロスが上がれば勝てると、今日は前向きに考えられました。

試合はその通りに進みました。恐れていた後半のスタミナ切れが起きる前に、宇賀神のクロスからスピラノビッチがヘディングで叩き込んで浦和が先制します。スピラノビッチのヘディングはどうしても闘莉王と比較するとパワー不足ですが193cmの長身だけに単に当てれば勝てます。

これで追う展開になった湘南は、田原のポストプレーやエメルソンのシュートなどいくつかの武器は持っていましたが、それを有効な攻撃に結びつけることができず、試合は浦和のペースで進みました。

阿部勇樹に代わって後半頭から出てきたエスクデロが、今季初めてではないかと思う程好調でした。エスクデロの悪いときはドリブルを仕掛けても、パスのことばかり考えてしまうのですが、この日は暑さの中後半から出た自分がシュートすると役割を理解していました。

湘南の攻撃力を考えると、エスクデロが決めた2点目でほぼ決着はつきました。エジミウソンの3点目は山田暢久!のシュートがポストを叩いたボールを押し込んだもので、この日の浦和は全員に俺が点を取ってやろうという意識が満ちあふれていました。

こういう意識が出てくれば、また勝てるようになると思いますが、次の相手は鹿島です。もし、鹿島相手にひどいサッカーをしてしまうと、湘南だから勝てたと言われてしまうかもしれません。
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湘南戦プレビュー

2010-08-20 18:55:32 | 浦和レッズ
明日は浦和のアウェイ湘南戦です。私は参戦予定ですが、ホーム側のチケットなので残念ながら浦和の応援はできません。湘南がJ1に昇格すると聞いたときは、ドル箱の浦和戦は国立競技場で開催するのではと期待していましたが、無情の平塚開催で品薄なチケットに浦和サポが殺到した結果、こういうことになりました。

湘南は下位に低迷するチーム事情もあって、意欲的に補強しています。元浦和のGK都築と敵として当たるのは、都築がG大阪にいた2002年以来です。頑張ってほしい気持ちもありますが、こちらもJ1に残らなければ話にならないので、都築の印象が残らないくらいのゴールラッシュを決めたいです。

また、元FC東京のボランチのエメルソン、長身FWのバウドを補強しています。古巣対決として期待していたアジエルは負傷が治らずに登録を抹消されました。ただ、前節のスタメンを見ると反町監督は「原点回帰」したようで、田原、中村祐也、阿部吉朗らの名前が並んでいます。

この事実を見ると、反町監督は田村をアンカーに置いて、3トップで入れ替わり立ち代わり攻めて来る開幕当初の形に戻す可能性が高いです。そうなると、前回浦和が埼スタで湘南と対戦した4月の戦い方と同じ形が有効かもしれません。そのときは田村のパスをカットしてショートカウンターで攻める形でしたが、当時のスコアは2-1でしたが、内容的には4-0くらいの差があった試合でした。

湘南の前線に田原が戻った以上、田原にはスピラノビッチが付くことになります。前回は山田暢久でしたから、ヘディング勝負には勝てないものという守備をしていましたが、スピラノビッチなら勝つことを前提とした守備をしてもいいと思います。ナビスコ杯の湘南戦を見ていた弟の証言によれば、スピラノビッチはロングボールで正確なキックをすることもできるらしく、それがもう一度出る展開になれば面白いと思います。

浦和は負傷者が続出しており、肩を痛めた田中達也、アップ中に肉離れを起こした鈴木啓太の出場は不可能です。阿部勇樹も原因不明のでん部痛という情報もありましたが、今日の練習には合流したらしく、出場の可能性もあります。ただ、出てもベストコンディションではなさそうで、もし無理なら堀之内の出場もありうると思います。
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戻ってきた魅力ある選手(ジュニーニョ)

2010-08-19 18:53:03 | 他チーム
既に30歳を超えたとはいえ、川崎Fの試合を見るときはいつもジュニーニョのプレーに多少意識を回します。ゴール前のたぐい稀な決定力、攻守が切り替わったときの爆発的なスピードと、わかりやすい特徴を持つジュニーニョはJ2時代からのお気に入りでした。

そんなジュニーニョが、今季は負傷で長期離脱していて、いない間にACLは敗退してしまいました。ジュニーニョの川崎Fにおけるこれまでの貢献を考えたら、後半戦でも戻ってくれるなら信じて待つという決断は悪くはないですが、スピード型なので、本当に元の動きはできるか気にしていました。

川崎Fの昨日の名古屋戦、後半から映像で見ていましたが、スピード型の揃う川崎FはCBに闘莉王、増川のパワー系が並ぶ名古屋には相性が良いみたいです。黒津が相手DFを3枚まとめてちぎったスーパーアシストにそれが現れていました。

この試合は名古屋のCB増川が2枚目のイエローカードで退場して、名古屋は交代枠を使い果たしていたので、本来ボランチの中村直志が急造CBに入らざるを得なくなりました。2点ビハインドの名古屋には数的不利で追う力は既になく、試合は決着したと言ってもいい時間でした。

しかし、そんな試合で見せてくれたのがジュニーニョでした。小宮山からの左クロスを正確なトラップで止め、楢崎の届かないゴール右隅に正確にけり込む技術は、完全に負傷前のレベルに戻っています。

あとは川崎Fの売り物である攻守の切り替えの速さに対応するスピードが戻っているかどうかですが、それができるようなら、川崎Fでこれから何年もプレーできるでしょう。相手サポにも強烈な印象を残す選手で、これからもいて欲しいです。
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「神」降臨(8/17浦和対仙台)

2010-08-18 19:14:26 | 浦和レッズ
タイトルの「神」は宇賀神のことです。クロスのミスもあって、手放しでは褒められませんが、オウンゴールとはいえSBとして得点につながるクロスを上げたことは評価できます。事実、あのクロスはいいクロスで、もし仙台DFが頭に当てていなければエジミウソンのゴールになっていたでしょう。

仙台戦は相手が数的不利で引いていた大宮戦や神戸戦と違って、浦和も1試合で1回はエジミウソンが空くと信じていたようです。その信念は宇賀神のクロスという形で現れました。しかし、この試合をシビアに見るとどうしても厳しいことも言いたくなります。

その理由は、仙台が引き気味に戦ってカウンターというゲームプランを明確にしていて、ロングパス主体のパスがよく通っていたからです。フェルナンジーニョはどこのチームに行ってもいい仕事をするFWで、浦和ゴールを一番脅かしていたのは彼でした。

対する浦和はいつものようにボール支配率を上げて前半はシュート数10-5と優位に試合を運んだかのように見えますが、ボールの取られ方が悪く後ろ向きに走らされる展開は決して優勢とは言えません。次第に猛暑の中2日の試合という影響が出て、浦和の中盤の足が止まります。

こんなに動きが鈍いのは、猛暑の中行われた1994年アメリカW杯以来だなと、延長戦で両チームの選手が歩いていた大会を思い出しましたが、CBが坪井でなく山田暢久だった影響は最悪の場面で出ました。坪井なら、足の遅いスピラノビッチと組むときは、何が何でも自分がつくしかないと執念を見せます。

しかし、山田暢久は、J2時代SBだったこともあって、抜かれたときの諦めの早さという欠点を抱えていました。相手がスピードあるドリブラーだと、あっさり諦めて追わない姿には、当時の駒場を埋めた観衆は呆れたものです。失点場面は関口と山田暢久の競走だったのですが、関口がドリブルで切れ込むと、山田暢久にあのときの癖の諦めの早さが出ました。

結果的にオウンゴールは阿部勇樹でしたが、この失点の責任は山田暢久で、プレビュー記事で使ったほうがいいのではと言ったことを悔やむくらいです。しかし、勝ち点が1とはいえ、取れたことは前向きに考えたいと思います。拾える勝ち点は拾い、今季は残念ながらJ1残留を目標にしないといけませんが、降格の心配をしないでシーズンを終えたいところです。
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スペースへの嗅覚(青木拓矢)

2010-08-17 18:53:26 | 他チーム
今日は浦和の仙台戦ですが、平日夜の試合の即日更新は例によって勘弁していただき、今日は穴埋めネタで失礼します。浦和敗戦で浦和の選手を取り上げるネタはできないなと、失意の中テレビ観戦した大宮戦から取り上げます。

この試合は、元韓国代表で代表キャップ78試合を誇る李天秀の大宮デビュー戦でした。李天秀は2010年のW杯メンバーから漏れたこともあって、6月から大宮の練習に合流してコンディションを上げていました。

その成果もあって、李天秀は十分走れるコンディションにしただけではなく、味方とのコンビネーションを合わせることもできていました。李天秀はスペースの使い方がうまい選手ですが、自分がスペースに飛び出すだけではなく、味方がスペースに飛び出すプレーをアシストするのも得意です。

このスペース感覚で李天秀の決定的なスルーパスを引き出したのは意外な選手で、ボランチの青木拓矢でした。この試合はラファエルが欠場していたので、市川一人に任せずに、もう一枚意外な力が必要でしたが、青木が長い距離を上がってくることによって、李天秀も藤本も「これは使える」という感覚でパスを出していました。

ただ、今の青木はフリーになるまではうまいですが、シュートを決める力はまだまだです。厳しい要求ということは承知していますが、もし本人に代表に入る気があるなら、この試合の2回の決定的チャンスで、一度は決めて欲しいです。

それでも、先日生観戦した名古屋戦の印象と合わせると、青木が今伸び盛りということは十分わかりました。前橋育英高校を出て3年目ですが、今年は最大のチャンスをもらっていますから、大宮を代表するような大型ボランチに育って欲しいです。
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仙台戦プレビュー

2010-08-16 18:59:40 | 浦和レッズ
夏休み明けまもなくの平日と日程が悪いので、私はテレビ観戦ですが明日は早くも浦和のホーム仙台戦です。夏の一番厳しい時期に中2日の強行日程は、チームのコンディションを整えるだけで手一杯かもしれませんが、浦和が今置かれた状況を考えると勝ち点3を要求したい試合です。

一見、折り返し時点でほぼ五分の勝敗なら、J2降格など気にしなくていいはずですが、この位置からチーム状態を建て直せずに連敗街道を進み入れ替え戦で敗れてJ2に降格した、2007年の広島のケースがあります。

浦和にとっては、下位相手の対戦が続く、仙台戦、湘南戦は確実に勝ち点を稼いでおかないと、去年より「貯金」は少ないので、本当にJ2がちらつきます。仙台は浦和以上にチーム状態の悪いチームで、10戦以上勝利がない状況です。

仙台は攻撃陣こそ、梁勇基、関口といい選手がいますが、ここのところ守備陣が固定できておらず、エリゼウ、渡辺広大、鎌田らを入れ代えながらCBを回しています。浦和にとってはチャンスかもしれない相手で、ここのところエジミウソンが消されていい形が作れないので、もしエジミウソンを空けてくれれば、好調の宇賀神からのクロスで1点期待できるかもしれません。

ただ、浦和の不安も守備陣です。前節の名古屋戦で決定的なミスをした坪井はメンタル的に切り替えているか、足の遅いスピラノビッチのところを関口のドリブルに徹底的に狙われないかなど、どうしても不安材料があります。

仙台のFWには、FC東京から移籍して間もない赤嶺がいます。FC東京では主力選手だったので、情報がない訳はありませんが、仙台の中で赤嶺のスピードをどう生かしているかは1試合しか消化していないので、情報は足りないでしょう。

もし、仙台がフェルナンジーニョ、赤嶺の2トップなら、スピラノビッチを外して久しぶりの山田暢久CBも考えられます。高さのスピラノビッチより、パスセンスと機動力の山田暢久の方がいいかもしれません。

p.s.先ほど仙台のオフィシャルHPを調べたところ、梁勇基がボランチにコンバートされたという情報です。ゲームメーカータイプの選手なので、後ろからいいパスが出てくれば川崎Fの中村憲剛のようなプレーが出るかもと思う反面、急造だからそこを仕掛ければチャンスになるという頭もあります。仕掛けるとすれば、阿部勇樹でしょう。阿部勇樹が高い位置でボールを奪えれば浦和のチャンスという可能性もあると思います。
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90分もたない(8/14名古屋対浦和)

2010-08-15 12:04:01 | 浦和レッズ
今朝、ビデオで浦和が敗戦した試合をチェックしました。負けたとわかっている試合を見るのはちょっと気が重かったですが、スカパーを持っている以上、リーグ戦は全試合レポートをという気持ちで見ました。

昨日の良かった点は宇賀神のミドルですが、内容的には勝ち点1以上は狙えなかったかなというものでした。名古屋は予想通り、攻めに来たので前半は宇賀神や柏木が空く場面はありましたが、ここで点を取っておかなかったことが、結果的に敗戦につながります。

先制点を決められた相手が闘莉王だったことも、浦和サポにとっては悔しいものですが、放出したのはフロントの判断だけに仕方ありません。かつて、エンゲルス監督にFW起用されてハットトリックでチームを救ったこともある闘莉王ですが、やはり敵に回したら怖い存在だということはわかっていました。

それでも、宇賀神のミドルは多少チームを落ち着かせ、このままのリズムで戦っていれば勝ち点1は取れそうな雰囲気にはしてくれました。この時期に宇賀神が好調になったのは、数少ない明るい希望で、宇賀神のところへ預ければクロスは上げてくれるという信頼感を取り戻したと思います。

しかし、結果は敗戦ですから、どこかに原因を求めなければなりません。玉田の勝ち越し点のとき、坪井が判断ミスで小川にボールを奪われているのが直接の引き金です。その後の守備陣はケネディのシュートをGK山岸がセーブするなど頑張っていただけに、この坪井のありえないミスが大きくチームを傾かせました。

結果的に、この失点の後、浦和の動きはガタリと落ちます。明らかに気落ちしているのがテレビ越しにも伝わってくるようでは、正直プロとしてどうなのかとも思います。こういうときに限って、セットプレーのセカンドボールも名古屋に拾われるもので、最後はまた玉田に決められてジエンドです。

この試合ではフィンケ監督の交代も、初めて山田暢久を攻撃的なポジションで出場させましたが、練習でその形は試していたの?と疑問の一つも言いたくなります。最近は非公開練習で何をやっているかわからないので、突然意外なポジションで出場ということが起こってもおかしくはないですが、少なくとも練習で一度は試して欲しいという希望はあります。
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今も残る「オリエンティア魂」

2010-08-14 10:17:56 | 雑記
今日の名古屋戦、所用でリアルタイムの観戦が不可能なので、即日更新も残念ながら不可能です。ビデオに入れて、明日更新しますので、楽しみにしていらっしゃる方には申し訳ありませんが、明日までお待ちいただくことにして、今日は穴埋めネタで失礼します。

私は、大学時代オリエンテーリングというスポーツをやっていて、当時は富士登山競走に出るなど山岳系を走ることを趣味にしていました。最初はオリエンテーリングだけのつもりだったのですが、次第に登山競走、マラソンと分野を広げます。

しかし、ある病気で運動が苦しくなってから、体力は落ちる一方で、今や1kmすら満足に走れないほどです。そんな情けない私でも、秘かに温めている「オリエンティア魂」があります。

・徒歩20分を「近い」と思う

普通の常識では、駅から徒歩20分となれば、待ってでもバスに乗ろうかと思うところです。しかし、オリエンティアの感覚では、しょっちゅう「会場→スタート50分」というようなとんでもない距離を経験しているので、20分だと「近い!」という感覚になります。そのため、駅から徒歩20分くらいなら、迷わず歩くことを選択します。今は体力も落ちていますが、これができなくなったらオリエンティアだった意味がないと思うほどです。

・木目模様を見ると等高線に見える

木目は、よく見ると、節の部分があって、渦巻いている構造をしています。この節が、オリエンティア魂の持ち主から見ると、等高線の頂上(ピーク)に見えるのです。オリエンティアは地図の等高線を読むのは、いつものことと慣れていますから、この木目模様のあそこは山の頂上などと思ってしまうわけです。

・地図を見るときは方向に合わせて地図を回す

オリエンティアの特徴として、地図の方向と自分の進む方向を合わせる「正置」という行為をしないと地図が読めないというものがあります。そのため、オリエンティアが道をたどるときは地図をぐるぐると回しています。今はカーナビができて必要ありませんが、車の助手席に座ったときのナビゲーションも、当時は得意にしていました。
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