最終予選総括は、オーストラリア(以下豪州)代表です。前回の予選は楽に通過した豪州ですが、今回はかなり苦しみました。一見楽な組に見えた今回の最終予選ですが、格下と予想していたオマーンとヨルダンの予想外の頑張りが本命豪州を苦しめました。
豪州にとっては初戦のオマーンのアウェイ戦のスコアレスドローが痛かったと思います。3次予選では勝っている相手なので、たぶん豪州は勝ちを計算していたと思いますが、この引き分けと日本戦の引き分けで勝ち点2と出遅れたのが豪州を苦しくしました。
豪州は続くヨルダンとのアウェイ戦も1-2で落とし、予選通過に暗雲が漂います。そんな豪州の救世主は34歳のベテランストライカー、アーチー・トンプソンでした。1試合の国際Aマッチ最多得点記録(13点)を持つ彼はヨルダン戦で意地の1点を返すと、イラクとのアウェイ戦で84分に決勝点を入れます。
4戦目でようやく初勝利を挙げた豪州ですが、必勝の一戦だったホームのオマーン戦を引き分けたのも痛かったです。もっとも、この試合は相手に2点を先行された厳しい展開を追い付いた引き分けです。負けていたら突破は厳しかったと思いますが、引き分けたことで望みはつながりました。
豪州にとってのターニングポイントはアウェイの日本戦の引き分けでした。日本以外のチームが団子状態だったB組では勝ち点1は大きく、この結果ホームの残り2戦で連勝すれば自力で通過できることになりました。ヨルダン、イラクを下した豪州は3大会連続のW杯出場を決めました。
ロングボールを放り込むパワーサッカーのイメージがあった豪州ですが、埼玉スタジアムで生で見た姿は違っていました。サイドのMFのスピードを生かしたカウンターサッカーが豪州の真の姿で、取ってから速く逆サイドに振って走らせるサッカーで、オアーの個人技から日本相手に先制点を取るなどオジェック得意の形を見せました。
予選で苦しんでも、本大会で結果を出すチームはありますが、豪州が結果を出すには前の方に戦力が必要だと思います。予選はベテランのトンプソン、ケーヒルの力で突破できましたが、本大会は若い力の台頭が必要だと思います。
豪州にとっては初戦のオマーンのアウェイ戦のスコアレスドローが痛かったと思います。3次予選では勝っている相手なので、たぶん豪州は勝ちを計算していたと思いますが、この引き分けと日本戦の引き分けで勝ち点2と出遅れたのが豪州を苦しくしました。
豪州は続くヨルダンとのアウェイ戦も1-2で落とし、予選通過に暗雲が漂います。そんな豪州の救世主は34歳のベテランストライカー、アーチー・トンプソンでした。1試合の国際Aマッチ最多得点記録(13点)を持つ彼はヨルダン戦で意地の1点を返すと、イラクとのアウェイ戦で84分に決勝点を入れます。
4戦目でようやく初勝利を挙げた豪州ですが、必勝の一戦だったホームのオマーン戦を引き分けたのも痛かったです。もっとも、この試合は相手に2点を先行された厳しい展開を追い付いた引き分けです。負けていたら突破は厳しかったと思いますが、引き分けたことで望みはつながりました。
豪州にとってのターニングポイントはアウェイの日本戦の引き分けでした。日本以外のチームが団子状態だったB組では勝ち点1は大きく、この結果ホームの残り2戦で連勝すれば自力で通過できることになりました。ヨルダン、イラクを下した豪州は3大会連続のW杯出場を決めました。
ロングボールを放り込むパワーサッカーのイメージがあった豪州ですが、埼玉スタジアムで生で見た姿は違っていました。サイドのMFのスピードを生かしたカウンターサッカーが豪州の真の姿で、取ってから速く逆サイドに振って走らせるサッカーで、オアーの個人技から日本相手に先制点を取るなどオジェック得意の形を見せました。
予選で苦しんでも、本大会で結果を出すチームはありますが、豪州が結果を出すには前の方に戦力が必要だと思います。予選はベテランのトンプソン、ケーヒルの力で突破できましたが、本大会は若い力の台頭が必要だと思います。