インターネットに頼りがちな生活が続いています。
これからもっと頼ってしまうのでしょうね。
私もインターネットは前世紀末から使っていてもう四半世紀です。
ブログを始めたのが2004年。
SNSはFacebookを使っていました。
10年程度でしょうか(2008年日本公開)。
今は覗いているだけです。
稀に発信します。
あまり関わらなくなったのは、情報のアップ状況(ページの上位にくる投稿に?)に疑問があるからです。
偏っているように思えます。
10月5日に開催された米議会上院の公聴会で、
データ分析の専門家、フランシス・ボーデンさんが勤務先であるFacebookを内部告発しました。
「FB社は社会の『安全』より自社の『利益』を常に優先している」と。
毎日新聞大治朋子記者が10月19日紙面に書いています。
「FB社では17年ごろから利用者の利用時間や投稿が減少。対策として投稿の表示方法を定めるアルゴリズム(計算方法)を
見直した。利用者がコメントを書き込んだりシェアする『関与』が多いほど煩雑に表示されるようにしたのだ。
その結果、投稿数の減少は食い止められたが、注目を集めやすい過激な発言などが投稿され拡散されやすくなった」
思い当たることが多いですね。
特に今は総選挙の真っただ中です。
「各政党は煽情的な投稿やライバルに対する直接攻撃の依存を高めていると分析(19年4月の公聴会報告書)」しているが、
FB社は利益を重視して十分な対策をとってこなかったそうです。
これは米国での動きですが、最近のネットを見ていると同じような傾向が現れています。
例えば、食べログの点数のアルゴリズムに対しては飲食店から訴えられています。
もちろん、各社のアルゴリズムは公開されていません。
根拠のはっきりしないランキングも多いですね。
政府がデジタル庁を創設し、マイナカードにインセンティブ(おまけ)を付けても信用できない人が多いのは分かります。
私も慎重です。
お読みいただきありがとうございました。
画像は、奈良・般若寺です。