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日本の合計特殊出生率(一人の女性が一生に産む子供の数に相当)は、1.36です。
2倍以上ですね。
このペースが続けば、イスラエルの人口は現在約933万人ですが、20年後には1320万人に達する見通しです。
イスラエルの人口の74%をユダヤ人が占めるのですが、ユダヤ人女性の出生率が3.11に達しました(14年)。
(もともとアラブ人は出生率が高かったのですが低下しています)
何が日本と違うのでしょうか。
・大家族主義(子育ては大家族でするという伝統ー日本にもありましたがすでに崩壊)
・第2次大戦時の虐殺での人口減からの回復が国の政策(体外受精が二人まで全額国費負担)
・経済好調(就労者増、賃金増)
・女性の子育ての負担感が比較的軽い
こうしてみると、日出ずるイスラエル、日の沈む日本ということになりますね。
毎日新聞記事(9月21日)から
お読みいただきありがとうございました。