なぜか、テレビで報道しない。
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日本航空 機体の一部落下か 熊本空港周辺で複数の金属片
5月24日 21時31分
24日夕方、熊本発羽田行きの日本航空の旅客機が、エンジントラブルのため熊本空港に引き返し、その後、空港の周辺10か所で複数の金属片が落ちているのが見つかりました。けが人の情報はありませんが、警察は、機体の一部が落下したと見て詳しい状況を調べています。
24日午後4時15分ごろ、熊本発羽田行きの日本航空632便、ボーイング767型機が、飛行中にエンジントラブルが起きたため、熊本空港に引き返しました。
乗客乗員217人にけがはありませんでしたが、警察によりますと、空港がある熊本県益城町の10か所で金属片が見つかったということです。
このうち、空港から南西におよそ7キロのところにある益城町の医療機関では、午後4時ごろ、敷地内で複数の金属片が見つかり、建物の窓ガラスが割れたり、車が壊れたりするなどの被害が出たということです。
院長は「午後4時ごろ、突然、バシッという大きな音がして窓ガラスが割れたあと、ばらばらと小さな物が落ちてくる音がした。当時、10人余りの患者がいたが、けが人はなかった」と話していました。
警察によりますと、今のところ落下物に伴うけが人の情報はないということです。警察は、機体の一部が落下したと見て詳しい状況を調べています。
エンジンのタービンが損傷
国土交通省によりますと、エンジンの不具合で熊本空港に引き返した日本航空の機体を調べたところ、左のエンジンの後ろのほうにあるタービンで、金属製の羽根の縁の部分が広範囲にわたって損傷しているのが確認されたということです。
日本航空 上空で機体が振動し引き返したと説明
日本航空によりますと、トラブルのあった機体は、熊本空港を離陸してからおよそ3分後、高度2000メートルほどのところで機体に振動が発生し、左エンジンの排気の温度が上昇したためエンジンの出力を下げ、熊本空港に引き返したということです。
日本航空は「お客様に多大なるご不安とご不便をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。落下物の可能性につきましても、空港周辺のみなさまより多数寄せられており、現在調査を進めているところです」とコメントしています。
日本航空は「お客様に多大なるご不安とご不便をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。落下物の可能性につきましても、空港周辺のみなさまより多数寄せられており、現在調査を進めているところです」とコメントしています。
金属片は航空機の部品
国土交通省によりますと、熊本空港に近い益城町にある住宅で5ミリから5センチほどの金属片が複数見つかり、国土交通省と日本航空が確認したところ、航空機の部品であることがわかったということです。
このほかにも周辺で金属片が見つかっており、エンジントラブルで熊本空港に引き返した機体から落下したものか確認を進めているということです。
このほかにも周辺で金属片が見つかっており、エンジントラブルで熊本空港に引き返した機体から落下したものか確認を進めているということです。