航空機の燃費

那覇空港での中華航空の爆発事故は凄かった。
あの爆発は４９００㍑のジェット燃料によるものだった。
あれだけ燃料でどのくらいの時間飛べるのだろうか。
答え：1時間40分ということらしい。
巡航速度が８００ｋｍとして、後１４００ｋｍくらい飛べたという
ことになる。
それではこのボーイング７３７－８００の飛行距離はどのくらいか。
約５０００ｋｍといわれている。
約５０００ｋｍ飛ぶためには、１９０００㍑のジェット燃料が
必要になる。これが満タンということになる。
これで170人程度の乗客が乗ることができる。

ではジャンボはどうだろう。
もちろん飛行距離は１００００ｋｍ近いだろう。
そして乗客は300人以上だ。
燃料タンクは、１９００００㍑入る。
なんと、事故機の１０倍入る。
ジャンボは、定員が約倍で飛行距離も倍。
ということは、4倍の力があるのだが、燃料は10倍いることになる。
事故機は燃料効率がとてもいいことになる。
ジャンボに比して4割程度の燃料代で飛べることになる。
すごい効率化ではないか。
小中型機が増えるわけがわかる。
さて、ではボーイング７３７－８００型の燃費を考えてみよう。
５０００ｋｍから１９０００㍑を割ると２６３ｍとなる。
１㍑で２６３ｍ進むことになる。
１７０人乗って２６３ｍ。
２６３ｍ×１７０人＝約４５ｋｍ
一人で車に乗ることを思えば４倍ほど効率がよいということになる。

どうだろうこの計算は。