岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

結局、マイナ保険証はどうなったのか。

2024-12-15 07:21:40 | デジタル&セキュリティ

12月になってから新規に従来の保険証は発行しなくなりました(らしい)。

で、予約していた病院の歯科を受診しました。

マイナ保険証を持ってはいるのですが、いつものように紙の保険証を提示しました。

問題ありません。

以前、その病院でマイナ保険証を提示したことがあったんですが(紙の保険証を忘れて)、

認証はできたのですが、次回は紙の保険証を持ってきてくださいと言われてしまった。

その時に「もうマイナ保険証は使わない」と決めました。

その後、河野太郎デジタル大臣が紙の保険証はなくすと独断で決定してしまい、以後の混乱はご存知の通りです。

では紙の保険証はなくなるのかと言えば、役所用語的にはなくなったのですが、実際は継続されることになりました。

以下のスクショは厚生労働省のホームページからです(検索しないとわからないという役所仕事)。

資格確認書が交付される方の一覧と申請により交付される方です。

資格確認書が従来の紙の保険証と異なるのは、その名称のみです。

有効期限は5年内となっておりまだ決まっていません。

ということは、マイナ保険証が紐づけされていなければ、現在のように1年ごとの有効期限がなくなるというわけです。

いいですね。

 

改めてマイナ保険証の利点を考えてみましょう。

・なりすまし⇒厚労省は年10件程度といっているらしい。

・医療情報の連携⇒現状レセプト程度らしい。

・医療業務の効率化⇒手間がかかるとも。

 

この便利な「資格確認書」を「資格確認」と呼ばないところが中央官僚のせめてもの抵抗でしょうか。

 

ところでマイナカードは期限があります。

切れてしまえばどうするのか。

選択肢は二つ、

・そのままにしておく(忘れる)→資格確認書が送られてくる

・更新する⇒資格確認書は送られてこない

 

どちらを選ぶかですが、人間はどんどん年を取るわけですから、マイナカードを失くすことや暗証番号も分からなくなることも考えられます。

紙で持っていた方が安心だと思うのですが皆さんいかがでしょうか。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

ウクライナと中東に平和を!

 

見出し画像は、岡山市にある偕行社前です。今年のクリスマスは賑やかに祝う気はしません。平和への祈りです。



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