北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

孫が頼もしくなりました ~ 雪運びの手伝い

2025-02-02 18:47:49 | Weblog

 

 油断しました。

 昨夜の札幌は星が見えるくらいの天気だったので、今日こそは雪が降らない朝だろうと思っていたのですが、起きてみると20㎝の雪。

 また雪かきですが、こればかりは仕方がありません。

 雪をブロック状に固めておくにはスペースが必要で、昨日も大量に公園に運んでスペースを作ったつもりだったのですが、今日の雪では不足です。

 一通り道路上の雪を左右にのけたところで朝食タイム。

 昨夜から娘夫婦と孫たちが遊びに来ていたのですが、小学校6年生になる孫の長男に「公園まで雪を運ぶアルバイトをしないかい?」と訊いてみると、「やるやる!」と前向きな返事が返ってきました。

「よし、じゃあ雪のブロックを一個公園まで運んだら60円ということでどうだろう?」
「うん、いいよ!小遣いほしい!」

 話が決まれば、早速道路へ出て雪かきの始まりです。

 雪のブロックは切り出したものをスノーダンプで運ぶのですが、一個は有に30kgはあるでしょう。

 まずは見本として、スノーダンプで一個を切り出して公園までの道のりを一緒に歩いてゆきます。

 公園の中では最後のスロープに力を込めて押し上げて、最後に雪を置いてその後で少し均して帰ります。

 一連の作業を教えると、「よし、覚えたよ。後は塊を切り出してよ」

 本当は屋根にたまった雪庇を切り出す道具を使って、雪の塊をギコギコと切り出すと、あとはその塊の下にスノーダンプを押し込んで持ち上げ、塊のまま運んでゆきます。

 結構な重さですがものともせずにしっかりと運んでゆく孫。

 ついこの間までは子供子供していたのですが、ずいぶんとたくましくなったものです。


      ◆


 昔自分もちょっと肉体労働で周りに貢献できるようになった時に、大人たちから「良いアンコになったな」と言われました。

 若者をアンチャンと呼びますが、それに少し敬意が加わってそれでいて愛情を込めた言い方がアンコです。

 今日は雪の塊を25個も運んで、大いに小遣いを稼ぎましたが、うれしい出費でもあります。

 孫も「良いアンコ」になりました。

コメント
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