北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

『釣りキチ三平』にワカサギ釣りの話があったなんて!

2021-01-26 23:22:33 | ワカサギ釣り

 先日行きつけの床屋で釣り好きの店長と床屋談義に花が咲きました。

「釣りは行っているんですか?」
「ええ、年明け早々に朱鞠内湖でワカサギ釣りをしてきました」

「それは良いですねえ、釣れましたか?」
「うん、それなりに。でもそれよりも現地であった釣りの達人が面白かったです」

「それはどういうことですか?」
「彼らがポイントへ行ってもなかなかテントを張って釣りを始めないんだよ。変だなあ、と思ってその日の夜に宿で『今日の朝方はどうして釣りを始めなかったんですか』と訊いてみたら、『あれは魚探で地形を調べていたんです』と言うからびっくり。なるほど"かけ上がり"の地形を探すのに時間をかけていたというわけなんだ」

「ああ、その話は僕は『釣りキチ三平』の漫画で見たことがあります」
「ええ、ほんと?」

「はい、釣りキチ三平では、三平がワカサギ釣りの試練を与えられたのに全然釣れなくて、そこに変な爺さんが現れて、湖を潜るんです(笑)。それで水面下の地形を知って、ようやくポイントがわかるんですが、それからはばっちり連れて試練をクリアする、という話だと思いました」

「すごいなあ、さすがは矢口高雄先生だ。ワカサギ釣りのことをその当時からわかっていたんだね」
「釣りのことは釣りキチ三平から相当学びましたね(笑)」


 あとから調べてみたらこの話はKCコミックス『釣りキチ三平』22巻のことだとわかりました。

 改めて昭和の漫画のすごさを思い知ることに。

 これは『釣りキチ三平』の漫画を大人買いしないといけないかな。


  【釣りキチ三平第22巻より】

 

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朱鞠内湖のワカサギ釣り解禁初日

2021-01-10 21:49:31 | ワカサギ釣り

 ワカサギシーズン初日。
 
 快晴の朱鞠内湖は、朝日に映る雪原節減がとてもきれいです。

 朝日を浴びて温度が上がると夜中に樹木の小枝に積もっていた雪が解けてはらはらと落ちるのですが、それがまた幻想的。

 とはいえガツガツしていない私たちの釣りは、レイクハウスでゆっくりと食事をとってからおもむろに湖畔へ向かいます。

 湖畔に着いてみて、思った以上に多い車の台数にびっくり。

 いくら初日とはいえこれほど多くの人が押し寄せてこようとは。

 今日のポイントまでスノーモービルで移動する途中には、早朝から釣りを始めているテントが並んでいて実にカラフルです。 

 
 モービルならひとっ走りなのですが、大きな沢の奥地のポイントへと向かい、そこからテントを張る場所を選定します。

 やみくもに場所を定めるのではなく、魚群探知機を使って先に魚のいるポイントを狙うのが定石なのですが、今日は夜半からの雪が厚く降り積もっていて、あちこち穴をあけまくるのが結構大変。

 いくつかトライしてみた穴も魚影がほとんど見られず、あまり期待できない釣りの始まりです。

 テント中でも魚探には魚影がほとんどなくて、おずおずと仕掛けを投入。

 すると間もなく魚影が少しずつ見えてきました。

 はじめは妻の方が調子が良く、魚影も濃くなってきます。

 今日のポイントは水深7.4mでしたが、水深3~6mの中層にずっと魚の群れが回遊して切れずに続きました。

 一度に2匹以上がかかる多点釣りも結構出て快調に釣りは進みます。

 休みや飲食もそこそこに頑張ればまだまだ行った感じがしますが、リゾートワカサギ釣りの我々夫婦ですから、そこはほどほどな感じ。

 それでも私が189匹で妻が140匹と、シーズン初めとしては幸先の良い結構な釣りになりました。

「初日はあまり釣れないなんじゃないかな」と言われた予想を良い意味で裏切ることができました。

 それにまた、地元の漁組の方と話をしていると、今日のお客さんの入りが予想をはるかに超える大入りで驚いたとのこと。

「日中もずっと来る方の車が途切れないんですよ。例年より少しは増えるかな、と思いましたがこれほどとは、いや、大変でした」


    ◆


 コロナのために今年はセンターロッジでの食事提供はないし、例年設置していた大きなパオも今年はないそうです。

 コロナの影響を受けながらも、ワカサギ釣りはまだまだ伸びる予感がします。

 安全に気を付けながら、今年も北海道の冬を楽しみましょう。

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ワカサギのシーズンインは朱鞠内湖から

2021-01-09 20:08:15 | ワカサギ釣り

 今年もワカサギシーズン開始は聖地朱鞠内湖です。

 昨年は早朝に家を出て湖畔に8時半に到着してからの一泊二日の旅でしたが、今年は今日からレークハウスに泊まって明日からの釣りに備えようというのです。

 しかし朱鞠内湖へ向かう道は、ネットの天気情報では日本海に近いほど雪雲が多いということから、ルートを内陸へと移すことにして、行きは高速道路を使うことにしました。 

 ところが出発地の札幌はピーカンの晴天だったのに、高速道路に乗ろうとするところで情報板に『奈井江砂川インターから先が吹雪のために通行止め』の文字が。

 奈井江で一般道に降りてからも、粉雪が降りしきる場所が何か所かあって、大型車とすれ違う時には視界不良になったり、道の左側に吹き溜まりがあってすれ違いに苦労するなど、疲れるドライブとなりました。

 夕方4時過ぎにようやく湖畔のレークハウスに到着しましたが、いやはや、しょっぱなから冬の洗礼を浴びることになりました。

 
    ◆


 宿では今日の宿泊者は我々を含めて9名。

 シーズン初めなのでまだこんな感じなのか、コロナで出渋っているのでしょうか。

 漁組の中野さんにもお会いすることができました。

 中野さんからは、「ようこそ、初日はワカサギは釣れにくいですが頑張ってください」と、ちょっと含みのある激励が。

「初日は釣れにくいんですか?」
「ええ、今はサクラマスがふんだんに回遊しているので、それを恐れてワカサギが落ち着かないんです。ワカサギも良いですが、サクラマスも結構いいサイズが釣れますよ。サクラを少し減らしたところでワカサギが釣れてきますから、そちらもチャレンジしてみてはどうですか」

 そうなんだ、初日ならわんさか釣れるとばかり思って期待していましたが、サクラに妨害されるのでは困ったものです。

 まあ釣果はともかく、一級の冬リゾートを味わうといたしましょう。

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