暑いのも昨日まで、という天気予報ははずれて、今日も暑い一日。
9月9日の重陽の節句とはいえ、まだまだ秋は遠いようです。
さて今日は、東京都内でも23区ならぬ、多摩ニュータウンを一巡りすることにしました。電車に乗るときに、東京と反対の方向に乗るのです。
多摩ニュータウンは、戦後の住宅難に対応する形で当時の住宅公団などが建設を始めた新しい都市作りの場です。おなじみのWikipediaで見てみると、
「開発主体は住宅・都市整備公団(現:都市再生機構)並びに東京都及び東京都住宅供給公社。開発面積は約3,000ヘクタール、計画人口は342,200人で、東西14km・南北1~3kmに及ぶ新住宅市街地開発事業及び土地区画整理事業である。1965年に都市計画決定し、翌年には事業計画の認可を受けて1971年3月26日、多摩市諏訪地区・永山地区において第1次入居が開始された」とありました。
3000ヘクタールに及ぶ広大な都市作りなのですから、たった一日で見ることなどできないのですが、いくつもある中心核のなかから今日は南大沢周辺を探訪してみました。
南大沢は、京王線南大沢駅周辺に広がる住宅地ですが、ここの特徴は、それぞれの建築家は別でも、全体としてデザインに統一感を持たせて地域整備が進められてきたことです。
デザインコンセプトは、「「新丘陵都市人」という文化の受信や発信に敏感な住民層を想定して、自然環境豊かで暖かく、安心感のあるイタリアの山岳都市」を目標としたのだそう。
具体的には三角の屋根と、赤系の色調、部分部分では洋風瓦屋根などを使って統一的な町の雰囲気を演出しています。
駅は住宅地整備の後からできたとのことですが、今や駅周辺にはイトーヨーカドーやラ・フェットというアウトレットモールなどもできていて、たくさんの人で賑わっています。
南イタリアといわれると、そうかな、と思いますが、ベランダから布団を干しているのを見ると「日本だなあ」と笑ってしまいます。
統一的なデザインのまちづくりを実践してみるとこれくらいのことはできる、という見本として南大沢地区は面白い地域です。
9月9日の重陽の節句とはいえ、まだまだ秋は遠いようです。
さて今日は、東京都内でも23区ならぬ、多摩ニュータウンを一巡りすることにしました。電車に乗るときに、東京と反対の方向に乗るのです。
多摩ニュータウンは、戦後の住宅難に対応する形で当時の住宅公団などが建設を始めた新しい都市作りの場です。おなじみのWikipediaで見てみると、
「開発主体は住宅・都市整備公団(現:都市再生機構)並びに東京都及び東京都住宅供給公社。開発面積は約3,000ヘクタール、計画人口は342,200人で、東西14km・南北1~3kmに及ぶ新住宅市街地開発事業及び土地区画整理事業である。1965年に都市計画決定し、翌年には事業計画の認可を受けて1971年3月26日、多摩市諏訪地区・永山地区において第1次入居が開始された」とありました。
3000ヘクタールに及ぶ広大な都市作りなのですから、たった一日で見ることなどできないのですが、いくつもある中心核のなかから今日は南大沢周辺を探訪してみました。
南大沢は、京王線南大沢駅周辺に広がる住宅地ですが、ここの特徴は、それぞれの建築家は別でも、全体としてデザインに統一感を持たせて地域整備が進められてきたことです。
デザインコンセプトは、「「新丘陵都市人」という文化の受信や発信に敏感な住民層を想定して、自然環境豊かで暖かく、安心感のあるイタリアの山岳都市」を目標としたのだそう。
具体的には三角の屋根と、赤系の色調、部分部分では洋風瓦屋根などを使って統一的な町の雰囲気を演出しています。
駅は住宅地整備の後からできたとのことですが、今や駅周辺にはイトーヨーカドーやラ・フェットというアウトレットモールなどもできていて、たくさんの人で賑わっています。
南イタリアといわれると、そうかな、と思いますが、ベランダから布団を干しているのを見ると「日本だなあ」と笑ってしまいます。
統一的なデザインのまちづくりを実践してみるとこれくらいのことはできる、という見本として南大沢地区は面白い地域です。