今日は都市計画学会の幹事会があったのですが、会話の中に馴染みのない言葉がたくさん出てきて戸惑いました。
会議そのものはインターネットを介したZOOMを併用したもので、これはもう何度もやってだいぶ慣れてきました。
しかしコロナ対応の中で、離れてコミュニケーションを行うためのツールが次々に登場して頭が追いついていきません。
ひとつめは"ウェビナー"。
今度の時計学会のセミナーでは狭い講義室に聴講生を集めるのではなく、ネットを使って外部でも講義が聞けるうえに質問はチャットでもできるようにするという方針が打ち出されました。
そしてそのためにはZOOMだけではだめで、さらに"ウェビナー"のアカウントを取ってこのシステムを使うべきだ、というのです。
「これだと数百人の聴講生に対応できますからその準備を進めましょう」
「う…、うん」
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次に出てきたのはslido。
「これを使うと会議でインタラクティブなコミュニケーションができますよ」と言われてもその実態がよくわかりません。
さらに”peatix”。
これに講演会の開催情報を登録すると、聞きたい人の申し込み者の管理とアドレス発行を行ってくれます。
無料の講演会なら登録も無料で、有料の講演会の場合は歩合制で料金が発生しますが、余計な手間をかけずに済むのでこれもまたコロナ時代の新しいニーズを捉えたサービスではないでしょうか。
いや、次から次に新たなニーズを受け止めるネットサービスが登場するので頭がついてゆきません。
幹事会でも「僕らのような年寄りがリーダーをするのではなく、もう若い人たちがリーダーを務める時代だと感じるよ」という声が出て、私も同感でした。
もう年寄りが古い経験を振りかざすのではなく、新しい技術、新しいサービス、新しい常識についてゆける人たちが主流になる時代になるべきだと思います。
来たれ若者! 君たちの時代です。