北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

網走川をカヤックで下る ~ 網走の新しいアウトドアの魅力になれる

2020-09-12 23:25:52 | Weblog

 網走湖からの網走川をカヤックでの川下り旅をしました。

 8時半に、網走湖畔の"コネクトリップに集合。
 
 ここは以前は某建設会社さんが運営するカフェだったのですが、今年からは観光案内や様々なアウトドアアクティビティの拠点に様変わりしたのだそう。
 
 そこでここで仕事仲間で今日のカヤックガイドをお願いした、地元網走のアウトドア兄貴の吉田さんと合流の予定。

 今回は網走湖から出発して湖内を楽しんだ後に網走川を下って市内へと向かい、網走刑務所の前で上陸というプランです。

 川下りが案外面倒くさいのは、川から出た後にこぎ始めた場所へ戻らなくてはいけないことで、今日はこれを吉田さんがサポートしてくれるというわけです。

 吉田さんは中学生の息子さんを連れて登場。

 我々がカヤックを膨らませて準備している間に車を下流の上陸地点付近にまで持って行き、そこから二人乗りのタンデム自転車で再びコネクトリップまで戻ってきました。

 準備も完了していよいよ網走湖へ。

 心配された雨はなく、風も予想よりも穏やかでコンディションは上場です。

 漕ぎ出し始めてまずは対岸へ寄って野鳥を探しましたが、今日は残念ながらあまり鳥の姿には恵まれませんでした。

 途中から少し向かい風になりましたが湖の中の入り江に入ったりして水面からの景色を堪能。

 半島を過ぎていよいよ川下りに入ります。

 網走湖からの網走川は勾配が緩やかで、ほとんど流れがないくらいなので、漕がないと前には進みません。

 大曲という地名の通り大きな蛇行河川をゆるゆる下って、橋をくぐると網走刑務所が見えてきました。

「塀のつくりを見てください。右側は昔作られた古い塀で途中から左は新しい塀に変っていますよ」
「本当だ、柱のようなものがなくなっていますね」

 こういう話もガイドさんがいればこそ。

 カヤックを漕ぎながら、網走川の豆知識が増えました。

     ◆

 カヤックから上陸したのは本当に網走監獄の目の前。

 吉田さんは後ろに台車のついた車でやってきて、カヤックを二台積んでまたもとのコネクトリップまで戻りました。

 所要時間は約2時間ですがなかなか充実したカヤック旅。

 コネクトリップでのアウトドア活動は、この6月に始まったばかりだというので、格好のモニターツアーになりました。

 網走は周辺にまだまだ面白い水面・湖面がいろいろとあるので、場所ごとのコース取りや輸送のオペレーションが充実すると、魅力が増すことでしょう。

 上陸地点からすぐ下流にはウライという仕掛けが設置してあって遡上してきたサケがうようよしていました。

 そろそろ秋の気配がしてきた網走でした。

コメント
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