高校を卒業した同期生が、クラスを超えて繋がっているラインの部屋があるのですが、それが今日は沸き立ちました。
はじめは連日テレビで放映されている世界陸上。
アメリカオレゴン州のユージンで開催中の今年の世界陸上ですが、女子やり投げで北口榛花選手(24)=JAL=が日本陸上女子選手で銅メダルを取り、オリンピックを含めて投擲種目で初めてのメダリストになりました。
テレビ放送中にこの北口選手がわが母校旭川東高校の卒業生と知って驚き、調べてみると旭川東高校時代に既に世界ユース選手権で優勝し、その後も日本記録を2度更新していたのだと。
北口選手はこの大会で、最後の6投目に瞬間的に2位となる63メートル27をたたき出し、その後一人の選手に抜かれたものの3位をキープして銅メダルを獲得。
3位が決定した瞬間の写真がアップされて、ラインに参加している友人たちが大いに盛り上がりました。
世界で戦う舞台で、わが母校の名前が呼ばれるとは思っていませんでしたが実に誇らしい後輩です。
そして午前中の歓喜の声に次いでさらに湧いたのが、夏の全国高校野球北海道北大会予選での、わが母校の準決勝での勝利でした。
夏の予選でわが母校が決勝へ進出するのは1969年以来の53年ぶりのことだそうです。
ラインでは「テレビで校歌が流れるのはいいなあ」という歓喜の声が寄せられましたが、ちょっと荘厳なアレンジと合唱による外向けの校歌って初めて聞きました。
今では東京に暮らす仲間たちからも祝福の声が届き、高校時代の学び舎の映像の記憶が頭をよぎりました。
どちらかというと進学校で知られたわが母校は、スポーツで名を高らしめるという経験がほとんどなくて、逆に戸惑うくらいですが、一日のうちに後輩たちがスポーツで頑張っている姿が見られてなんともいえぬ感動に浸りました。
ちなみに高校野球の方は、明日が北大会の決勝戦で、まだ全ての決着がついたわけではありません。
ピッチャーは連投になるのかもしれませんし、選手たちも連日の試合で疲れていることと思いますが、わが校訓の「シマレ、ガンバレ」を胸に最後まで全力を尽くしてほしいところです。
高校の後輩たちの活躍に涙腺が緩むのは歳のせいかなあ。
「野辺には花咲き…」って、校歌っていつまでも歌えるものですねえ。