北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

もっとも耐え忍ばねばならない季節の「雪まつり前」

2024-01-18 22:34:48 | Weblog

 

 今週の火曜日の大雪の日は札幌市内の自動車交通はほぼマヒ状態になりました。

 私の家から出てすぐの山の手通は、普段は片道2車線なのですがそれが雪を道路の脇に寄せるために片側1車線になってしまいました。

 2車線が1車線になると通過できる交通量が半減するので時間は二倍かかるという計算になるかと言うとそうではありません。

 二倍どころか永遠にバスが来てくれないのではないかと思うほど車の歩みが遅くなります。

 一度の信号のサイクルでわずかに数台しか進まないのを見ると、そういうときはもうバスに乗ることを諦めて、ちょっと遠いのですが地下鉄駅を目指して歩きます。

 私の家からは普段使っているバス停まで歩いて10分、地下鉄駅なら歩いて20分という距離です。

 それくらいで地下鉄駅にたどり着けば、もう確実に計算した時間に職場の近くまでたどり着くことができます。

 大雪になるとJRもしばしばポイント故障などで運休が発生するので、札幌における冬の交通の最大の味方は地下鉄です。

 私の家からは頑張れば地下鉄駅まで歩けるからまだ良いのですが、職場の中には「まずバスに乗って地下鉄駅で乗り継いで出勤する」という人がいて、こういう人たちは必ずバスに乗らなくてはならないので、大雪の日は困り果てます。

 職場の若い女性に聞いてみると、「普段は20分くらいで地下鉄駅に着くところを1時間以上もかかりました」と言うので本当に大変そうです。

 
 さすがに今日からはバス通りには少しずつ機械で雪の壁を削ってダンプで運び出す運搬排雪が行われて始めていますが、今はまだ本来は我慢の時期です。

 なので運搬排雪による道路拡幅はせいぜいバスターミナル周辺くらいから始まっていますが周辺部分には広がりを見せていません。

 これが雪まつり直前になると、外からの観光客に迷惑をかけないという事や、きれいな町を見てもらいたいという思いからでしょうか、びしっと排雪が行われます。

 札幌市民にとっては1月下旬は、もっとも雪を耐え忍ばなくてはならない時期と言えます。

 ここを乗り切って雪まつりが終われば、冬の寒さはほぼ峠を越して春の気配が感じられるようになり、やがて冬の終わりを感じて気持ちが前向きになれるのです。

 ここからの2週間の雪の降り具合が気になる札幌市民です。

 

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