ちょっと興味あるアーティストのコンサートのチケットを取ろうと思い立ちました。
札幌で開催されるそのコンサートは、「一次募集では抽選になる」とのこと。
(そうか、はずれたら行けないんだな)と思っていたら、二次募集もある、とのことで、なぜそれで一次募集で落選者を出す必要があるのかな、と不思議な感じもしました。
結果的に当選して、あとはチケットの現物を発行するだけ。
実は別なイベントも申し込んだことがあって、そちらはMOALAというシステムにアクセスして電子チケットを入手するというやり方。
MOALAはアプリをインストールする必要がなくて、その点はメリットの一つです。
本人確認は携帯電話でのSMSを利用して行われ、紙での発行は一切なし。
その分発行手数料も安くて最近は採用されることが多いのだそう。
そのうえで今回のアーティストのコンサートは、事前に申し込むときにクレジットカードの支払い情報を登録し、当選すればそこで支払いは完了して、あとは現物チケットをローソンのロッピーで入手するというやり方です。
当選を知らせるメールにチケット入手の方法が示されていて、そこを開くと、QRコードが出てきました。
それをロッピーの読み取り装置にかざすとアーティスト名や支払い完了の確認、氏名などの確認画面が出てきます。
「OK」を押すと感熱式の長いレシートがだーっと出てきて、次はそれをレジに持ち込みます。
レジの女の子はそのレシートを見た瞬間に「チケット発行ですね~」と言ってバーコードをスキャナーで読み込むとレジ裏の印刷機から4枚つづりのチケットが印刷されて出てきました。
4枚つづりのうち、二枚が私と妻の分のチケットで、一枚は支払い完了の領収書、そして一枚はお店の控えという構成で、チケットと領収書を封筒に入れてくれて手続きは完了です。
ロッピーでチケットを入手するって初めてでしたが、申し込みから当選の報せ、チケット入手まで全部スマホが介在するわけで、スマホがなければもうコンサートなどには行けないんだな、と思った次第。
チケットの入手も、本人確認から転売禁止までいろいろな課題が生じていて、昔のように窓口で買えばよいということだけではないんですね。
年寄りの楽しみも、そこにたどり着くのには現代技術についてゆく生涯学習が必要です。
まあ最後は娘に頼むという奥の手があるのですが、ね。