北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

亡き妹との最後の思い出

2024-09-29 19:15:00 | Weblog

 

 ドジャースが大谷選手の活躍で地区優勝を果たし、自民党総裁選挙は1回目の投票で2位に甘んじた石破茂さんが2回目の投票で高市早苗さんを逆転して総裁に選出された今週末。

 備忘録的にその事実を記載しておこうと思います。

 基本的に政治ネタは書かないようにしているこのブログですが、亡くなる直前の妹が病床から「お兄ちゃんは今度の自民党総裁選は誰がいいと思っているの?」と聞いてきました。

 私は「僕は上川陽子さんがいいと思うけどね。初の女性総裁/総理大臣として押し出しがいいんじゃないかな」と言いました。

 すると妹も、「私もそう、上川さんがいいと思った。同じで良かったよ」と笑っていました。

 私ごときが何かを思っても別にどうなるわけでもありませんが、妹と最後の数日間に交わした話題の一つが9人の候補による自民党総裁選の話題だったことは多分ずっと思い出されることでしょう。

 石破さんだったらどうとか、高市さんだったらどうだろうという会話でもなく、「だれが一番? ふふ同じだね」という会話に、同じような思考であることが確認出来て、最後の思い出の一つになりました。

 思えば、妹が病に臥せって病床に見舞いに行くことがなければこんな会話は多分しなかったでしょう。

 普段の生活では年に数回会うか会わないか程度の親密度だったので、最後の数日間のお見舞いに数年分の会話の密度が込められました。

 近しい人や友人には会ってたくさんの思い出を作っておくことをお勧めします。

 人生は思い出で形作られているのですから。

コメント
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