北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

焦るな、心長く望みを達せよ ~ 初詣のおみくじ

2019-01-01 22:58:36 | Weblog

 

 皆さま、あけましておめでとうございます。

 札幌は曇っていますが雪はほとんどなく、穏やかな元旦です。

 今日は毎年恒例の、実家近くの神社へ初詣に行ってきました。

 お参りをするときに、「お賽銭はどうしようか」と言うと妻が、「500円はいけないんだって、誰かが言っていたよ」と言います。

(どうしてかな?)とネットで調べてみると、「5円硬貨や50円硬貨の、穴が開いている硬貨は 『見通しがきく』という理由でOKなのですが、500円硬貨は、『これ以上の硬貨(効果)がない』という理由でダメ」なのだそう。

 なるほど。言葉遊びのようですが、縁起なんて大体そんなものですね。

 私は、50円玉を何枚も入れてお賽銭にしましたが、これなら良いでしょう?

    ◆

 同じく恒例で、お参り後には御神籤を引いて今年の運試し。

 昨年は中吉でしたが、今年は"末吉"でした。

 ただ、その神意を伺うと、「次第次第に運が開けて盛んになります。あまりに一足飛びに飛んでことをしようとするとあやまります。時を見て心長く望みを達しなさい」とありました。

 急いては事を仕損じる。

 作物も、植えてから実が成るまでは一定の時間がかかるものです。

 昨年亡くなった榛村さんとスローライフを語り合ったときに、「農業は、収穫までに一定の時間がかかるスローインダストリーだよ。そして人生は大器晩成が良い。若い時の学校の成績で一生が決まるような学歴社会から脱して、一生涯学び続ける生涯学習人生が良いのだ」と言われたことを改めて思い出しました。

 最近は、寿命が延びたことに伴って、「学ぶ→働く→老後」というこれまでのライフスタイルから、転職したり関心ごとを転換するような人生であるべきと説いた"Life Shift"という本が売れるなど、まさに生涯学習人生を言い換えたライフスタイルの時代になりました。

 それに、生涯学習によって一人一人が正しい判断を行えるようなことは民主主義の前提であり、今日世界を騒がせている、大衆迎合政治(ポピュリズム)とは一線を画す社会になるための必須の素養です。

 ゆっくり焦らず、地道に今できることを積み重ねて、結果が出る時を待ちなさい、というのは、心に響くご指摘でした。

 皆さんのおみくじの結果はいかがでしたか?

 今年もどうぞよろしくお願いいたします。 

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