東京にいる弟がこの週末は札幌に帰省しているとのこと。
同時に東京で大学に通っている弟の息子(=甥っ子)も年度末で授業がなくなり札幌に帰省中。
この二人が揃うといつも実家の両親の家を訪ねて、買い物サポートをすると同時に家族麻雀が行われます。
週の半ばに弟から「今週の土曜日は実家に行ってマージャンをしてから買い物サポートをします」と言われていたのですが、今日は私も午前中は時間が空いていたので「僕も参加していいかね」と急きょの参戦を決めました。
両親の実家で、父、弟、甥っ子そして私の四人でマージャンをするなんて何年ぶりでしょうか。
久しぶりにマージャン卓を囲みながら、(認知症の進んでいる父がまともにマージャンができるのだろうか)と観察する気持ちも幾分交えながら配牌開始。
始めは弟の調子が良かったのですが、運はめぐるもので、途中からがぜん父の調子が良くなりました。
もう上がっても点数は数えられなくなったのですが、良い手を連続で作り、また引きも強くて最後の牌で積もる「海底自摸(ハイテイツモ)」という芸当までやってのけ、途中まで完全に独り勝ちの状態でした。
その先からは私も調子が上がってきてよい勝負になってゆきましたが、弟親子は今日は完全にツキがなく苦しい麻雀に終始しました。
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この4人が揃えば、マージャンを進めながら冗談や持ちネタで笑いあうのが常です。
普段のマージャンは高齢の両親と弟と甥っ子の4人でやっているのですが、傾向としては母親がやや弱いという感じ。
打ち方がなかなか強引で、誰かにリーチがかかっていたり高そうな手を作っていても少し周りが見えていないと言うか、やや強引に自分の手作りを進める傾向にあります。
甥っ子がそのことを「婆ちゃんは強引だから少し引くことも考えた方がいいんだよ」とアドバイス。
マージャンでは振り込まないように自分の手作りを諦めて安全牌ばかり捨てるのを「死ぬ」と言いますが、母が「うん、最近ようやく"死ぬ"ことを考えるようになったよ」と言うと周りから「婆ちゃんがそれを言うと意味が変わっちゃうよ」と爆笑。
弟と甥っ子にも久しぶりに会えました。
こういう機会もあと何度あることか。
今という時間を大切に。
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