北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

三角山登山と選挙

2005-09-11 23:33:11 | Weblog
 いよいよ今日は総選挙の投票日。期日前投票が済んでいない方はこぞって投票をいたしましょう。

 さて今日は、
■おやじの会の三角山登山 
■総選挙・与党圧勝! の2本です。

【おやじの会の三角山登山】
 琴似中学校のおやじの会主催による三角山登山を実施した。三角山は標高311mの小ぶりな山だが、札幌の西区ならばどこからでも見えるシンボリックな山として知られている。

 この三角山登山も毎年の恒例になって、生徒や保護者に通知を出すのだけれど関心を持ってくれる人は少なくて、例年10人あまりによる軽登山だったが、今年は不思議に20人ほどが参加してくれて、少しだけにぎやかな登山となった。

 天気は我が会の晴れ男Sさんの力もあって快晴。幸先は良好である。

 参加者の中には69歳の女性もいて「大丈夫かしら」とやや不安そうな顔を見せるが、周りから「だめだったらおぶって下ろしますよ」と声をかけて、9時に集合場所の琴似中学校を出発した。

 歩き出して少しすると、先頭組と最後尾組のペースに差が出てきて、やはり遅れ気味の人が出始める。それでも休憩を細かく入れながら、休み休みして登山道を一歩一歩踏みしめながら登り続ける。

 昨年の台風の爪痕が大きな木の倒木として残っていて、尾根付近は惨状を呈している。できることならチェーンソーを借りて手入れをしたいところである。

 この時期の山道にはトリカブトやミズヒキ、クズ、山萩などが咲いていて、オオウバユリはもう種をつけている。ツリバナは実がなっているが割れて風情が出るのはもう少し先のようだ。

 歩き始めてから2時間ほどで無事に頂上の一等三角点に到達。途中で弱気になった女性も無事に頂上に到達である。良かった。

 頂上付近は高木が育っていて、札幌市を一望に見晴らすというわけにはいかない。自然保護と利用の接点の難しいところだが、もうすこし切り開いても自然にそれほどの影響はないと思うが、どうかなあ。

    *   *   *   * 

 三角山の頂上からは尾根づたいにジャンプ台で有名な大倉山の、そのジャンプ台の上に出ることが出来る。

 ジャンプ台上の展望台に着いた頃にちょうど下の広場では、札幌オリンピックのテーマソングである「虹と雪のバラード」の碑の除幕式が行われていたようで、それを歌ったトワ・エ・モアが来て持ち歌を歌っていた。参加した大人たちにはちょうど中学生時代のヒット曲で、全員懐かしく聞きました。

 ジャンプ台の脇の階段を下りて、再び住宅街を通って登山口へ戻り、めでたく振り出しに戻りました。さすがに久々の登山で膝が少し笑いました。

 歩くことは健康の基本です。無理はしなくても、なにか機会があればこれからも友人・知人たちと歩いてみてはいかがですか?

【総選挙・与党圧勝!】 
 このレポートを書いている時点(23時)ではもう自民・公明で与党圧勝、民主伸びず、新党大地一議席獲得、などといった状況です。

 やはり国民の関心を郵政で引きつけて、解散総選挙、刺客の投入など、話題づくりをしてきた小泉手法が選挙戦そのものを席巻した形となったようです。

 政局安定と見るか、今回は大衆の支持を得たけれどその反面で安定的な支持基盤をなげうったと見るかは意見が分かれそう。

 しかし「大衆は決して考えていないわけではないし、決して馬鹿でもない」と誰かが言ったように、これが今の日本の選択だということだろう。

 具体的な法律案の詳細よりも、既得権に安住してそれを守れれば良いという、狭量な考えのイメージがもはや世間に通用しないという事なのかも知れない。

 自民党は確かに変わりつつある。問題はその次に日本国と国民そのものが変われるのかどうか、ということにちがいない。

 自己責任の時代が近づいている。 
 
  
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5 コメント

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選挙 (nyatt)
2005-09-12 01:10:40
滋賀一区は自民の若手新人が民主の幹事長に勝っちゃいましたよ。公示前は「善戦すれば立派」くらいの評価だったのに。地元の公務員としては大変ありがたいことですけど。



小泉首相は、「自分の支持基盤は無党派層」と最初から割り切ってたのが勝因でしょうね。経緯はどうあれ、これだけの国民の支持を受けたのだから、「郵政民営化を実現したら退陣」じゃ済まされないでしょう。その後の「日本の姿」を提示出来るかどうか、で「名宰相」か「ただの変人」かの評価が決まるように思います。



ところで北海道民的にはムネオ氏当選ってどーいう評価なんでしょうか
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たいしたもんだ (管理人)
2005-09-13 00:18:20
 個人的な感想として、党派やその組織に頼らずに自分一人で新党を立ち上げて、さらには土壇場の投票用紙に自分に繋がる名前を書かせるというのは並大抵の努力ではないとおもいます。



 そういう意味ではお世辞でも皮肉でもなく、政治家として一つの姿を見るように思いますし、学ぶべき事は多いですね。



 今日の道内各テレビ局の番組でも、自民党石崎氏、民主党逢坂氏とともに、新党大地の鈴木氏はひっぱりだこだったようですよ。
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ふーむ。 (nyatt)
2005-09-13 23:39:24
まー、確かに「当選する」という一事に集中する努力というか執念というかはすごいと思いましたけど....

どんな高邁で素晴らしい政治哲学&手腕を持っていても選挙に通らなければ何にもならない、という意味では、「政治家として一つの姿」として正しいんだろうなあ、とはワタシも思います。が。



議会政治の本意である「代表を送る」という観点からどう評価されてるのかなあ、と気になりましたので。

予算をぶんどってこようにも(以前と違って)「国にお金が無い」状況だし、法案の提案も出来ず、国会での質疑も出来ない党として一体何をするんだろう....と。
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これ以上のコメントは… (管理人)
2005-09-14 01:05:15
 北海道の考えを強く訴える活動は続けられるでしょう。これ以上のコメントは差し控えたいと思います。
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そりゃそうですね (nyatt)
2005-09-16 00:06:25
微妙なコト話題にしちゃってスミマセン....
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