マキタ沼の番外編を一つ。
マキタの充電工具って、電気を使ってモーターを回転させる道具が得意なので、その派生的な利用としてコンプレッサーを回せば温冷庫にも使えます。
我が家のものは充電池を二個装着できて、最大マイナス18℃から60℃での保温ができるクーラーボックスです。
マキタの18V充電池もいくつかサイズがあるのですが、一番大きい1840タイプが二個入れられます。
【電池は最大2個】
そしてこれが使ってみると実に便利。
ネットを見ていると「2WAY」と称して、家庭では100Vのコンセントで稼働し、車ではシガーソケットから電気を受けて稼働するタイプのものもあります。
このタイプのものは充電装備がない分お安くなっていてリーズナブルのように思いますが、実は弱点があります。
それは、ドライバーが車を停めてエンジンを切ってしまうと電源が切れるということ。
極めて当たり前ですが、充電池で動くものは外部電源から電気があればそちらを優先しつつ、外部電源が切れたら内臓の充電池で保温・冷蔵を行うことができます。
車を停めて買い物をすることはよくありますが、そのときに冷蔵庫が冷えを失うと特に真夏の車内では気温が上がり動かない冷蔵庫庫内の温度はどうなるか想像に難くありません。
私の乗っている新型ノアは、車内に二か所の100Vコンセントがありますが、これに繋ぐだけではダメで、エンジンを動かしたときに100VのコンセントをONにするスイッチを入れなくてはなりません。
せっかくコンセントがついているのにしばしばこのスイッチを入れ忘れることがあるのですが、そんなときも充電池での稼働なら100V供給がなければ充電で動くので安心です。
キャンプへ行くときも冷蔵保存したい食材をたっぷり持ち歩けるので重宝ですが、唯一のこちらの欠点は、充電池の充電器を常に持ち歩かないといけないという事。
充電池は使っていると早晩電力量が減るので、消費の度合いと充電を常に気にしていなくてはなりません。
我が家のキャンプでは、充電器の外にこれに屋外で電力を供給するポータブル電源も持参しなくてはならず、荷物がなかなか減らないというのは大きな悩みです。
またキャンプがシンプルなものにならず、たくさんの文明の利器を屋外に持ち出して快適に過ごすという形になりつつあるというのも、それでいいのかな、と迷うところです。
まあどうしても「快適」が「不便を楽しむ」ことよりも勝ってしまうのですが。
マキタにはラジオ、bluetoothスピーカー、さらにはコーヒーメーカーまであるのですが、さすがにそこまでは…行かないよね?
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