
図書メモです。原題は
「だし生活、はじめました。」 梅津有希子・著 2016/11
書店で裏表紙を見てビックリ。
早いもので だし生活を始めて1年以上経った。
??
1年くらいの経験で本が1冊書けちゃうのか??
という、執筆・出版技術にまず惹かれたわけです。
だって、「だし」に関する本は山ほど出ているし、
私も料理教室で基本を習ったし、裏技的な技術はNetに色々あります。
でも、読んでみて納得。
著者が「知識はあるけど気軽にだしをとる生活ができていない」フツーの
主婦と同じスタート地点から、
「思い切って、合羽橋に出かけ、プロが推奨する器具を買い」、
「調理のプロの講習会」などに出かけ、疑問を解決していく様子が
とても分かりやすく書かれていて、親近感が持て、真似できそう。
昆布の主要な生産地である北海道まで気軽に取材に行けるのは、
著者が北海道出身で、実家があり、同級生がたくさん居る・・・
という優位性もあるけれど、やっぱり取材力が凄い。
高齢者向けの体操の本を書こうと思っている私なので、
対象や切り口は違うものの、こういった着眼点は大いに参考になります。