自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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島唄

2016-12-10 15:50:33 | 唄と踊り
これはコヨーテです。通りがかった一瞬の後ろ姿。


今年合唱曲として挑戦してみて良かった歌です。
ダイレクトな反戦歌ではなく、非常にVisualな、美しい歌詞。
そして沖縄を彷彿とさせるリズムと伴奏。

私はてっきり、沖縄出身の方の作詞作曲と思っていたら、
山梨県出身のSinger Songwriter宮沢和史さんだそうな。
素晴らしい才能だと思います。

改めてwikiを読むと、沖縄の人から
  「沖縄の人間でない人間が沖縄民謡の真似事をするなんてとんでもない」
という批判があったそうです。でも、

   特に喜納昌吉(前参議院議員)から贈られた
  「(『島唄』を単なる沖縄音楽の真似事、と批判する者もあるが)
   音楽において、『魂』までコピーすれば、
   それはもうコピーなんかじゃないんだ」という言葉に背中を押された、
   と宮沢はTV番組でコメントしている。

宮沢氏は、語っています。
  「沖縄戦があったことは知っていたが、
   集団自決やひめゆり学徒隊などのことを知らなかった。
   その無知だったことに対する怒りや、当時の軍事下の教育に対する
   疑問みたいなもので怒りがこみ上げて

   地下のガマに残っている皆さんの魂を空に解放したいなみたいな
   思いがあって、東京で『島唄』を作った」


私も数年前に夫婦で沖縄を一周し、犠牲になった島の人々の無念さ、
悲しさ、戦争の悲惨さを肌に感じました。
この編曲をELEVATOで買って、歌い始めた頃は
涙がこみ上げてきて困ったくらいです。

今は淡々と歌いながら、この内容を<沖縄戦を知らない世代>に
伝えていきたいと思います。
沖縄の民謡保存会の皆さんにも色々事情がおありでしょうが、
多くの人に反戦メッセージを届けることが重要なのではないでしょうか?
コメント (1)
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