「ロジカル・クッキング」というのは、フレンチのシェフ・水島弘氏が
考案した調理法だそうです。コンセプトは二つ。
①塩分は具材の総重量の0.6%
味噌や醤油は塩分量に換算し、加熱後(調理の仕上げ時)に加える。
②具材によって、最適加熱温度が違うので、高熱にし過ぎないこと。
肉や魚は殆どの場合70℃で15~20分。
根菜は100℃で10~15分。それ以外の野菜は70℃で10~20分。
そのロジックに「超」が加わった意味は、
P.27 「伝導電熱」(鍋やフライパン)での加熱を止め、
「輻射熱(対流熱)」を使うオーブンや電気鍋で加熱し、
最新の調理家電は搭載されているAIがコントロールするので、
加熱温度や焼き加減が安定し、焦げる心配も生焼けの心配もない
そう。昔から「地獄蒸し」という言葉があって、
安定した熱源があって、人手もある地域と時代には、
とっくに利用されていた「低温調理」と「蒸し焼き料理」なのです。
私も数年前は「甘酒」を作るのに、
小さな電気釜をゲットして、布巾をかぶせて半開けで調理していました。
今、それらをAIがやってくれる時代が来たのですが、問題は、、、
①それらの調理家電のサイズが、巨大なこと。
②値段が高いこと。
特に、置き場の問題はシビアなので、
これのコンパクト化が進めば、爆発的に増えるのだと思います。
勝間さんが言うところの
「現在の、鍋やフライパンで行う調理は、
昔、洗濯板と石鹸と手で洗濯をしていたのと同じ感覚」
私は変化を好む人間なので、失敗も多々ありますが…… (-_-;)
この本に出てくるレシピを、我が家にあるIH鍋で実験していきます。
結果は近日中に・・・・