自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

「嫌われる勇気」 2

2016-12-19 05:55:21 | 図書メモ


下記は、この本で私が一番気に入った言葉です。

P.143 「馬を水辺に連れていくことはできる

      水を呑ませることはできない」  (ある国のことわざ)

言葉の真意は、<親は子どものためをおもって、水場を用意する>が、

子どもにとって、それが<自分が呑みたい水じゃない>場合、
拒否する権利があり、親はそれを認めねばならない。
ということなのです。

著者はP.147以降で
<対人関係の悩みを一気に解消する方法>として、

   「自分の信じる最善の道を選ぶこと」

   その選択について他者がどのような評価を下すのか、
   これは他者の課題であって、あなたにはどうにもできない話

つまり、「他者の課題を切り捨てよ

こんな難しい命題を、<水場の馬>で説明できるなんて、
素晴らしくスマート! =^-^=

健康になる目的とか、面倒なことに挑戦する意義を
なんかこういった分かりやすい言葉で表せるとイイなぁと思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「嫌われる勇気」 

2016-12-18 06:00:31 | 図書メモ


岸見一郎氏(哲学者)と 古賀史健氏(ライター)の対談形式の本。

「何故生きるのか?」という問いは、お釈迦様の時代も、
いえ、多分それよりずっと前から人々の心の疑問だったはずです。

哲学者で、アドラー心理学の研究者である岸見氏は解説しています。
P.79  人は無力な存在としてこの世に生を受けます。
   そしてその無力な状態から脱したいと願う、普遍的な欲求を
   持っています。アドラーはこれを「優越性の追求」と呼びました。

簡単にいうと、
   「向上したいと願うこと」「理想の状態を追求すること」
   これらを遂行する上で必要なことは、
P.109 行動面の目標として
   ①自立すること
   ②社会と調和して暮らせること

   この行動を支える心理面の目標は
   ①「私には能力がある」という意識、
   ②「人々はわたしの仲間である」という意識

P.110 これらの目標は、
   アドラーのいう「人生のタスク」と向き合うことで達成できる

P.111 <人生のタスクを>3つに分けると
   「仕事のタスク」「交友のタスク」「愛のタスク」
   言い換えると、
   <ひとりの個人が、社会的な存在として生きていこうとするとき、
    直面せざるをえない対人関係>のこと。

考察を心理学という学問で語るには、言葉の規定が必要なのでしょうが、
あぁメンドクサ!
何でこう、当たり前のことをぐちゃぐちゃ定義しなくちゃいけないの?
というのが、単純な私の率直な感想です。

私にとっては、
嫌われようが何だろうが、「やりたいことを貫く」のは、当たり前。
でも、そのように思えない(やれない)人が居ることも事実・・・
(私だって学生の頃は<無力感と焦燥感>に苛まれていました。)

じゃあ、「嫌われたくない、という執着(?)」は若さの印?

そういえば去年、
「嫌われ者のガンコ婆さん」がテーマのミュージカルをやったっけ・・・・

彼女は「自立はしている」けれど、
「周囲の仲間が好きなカラートマト」が嫌いだから、社会に溶け込めない。
「美味しいトマトを作る能力がある」と自負しているが、
「人々は私の仲間ではない」と思っている。

ミュージカル(←特に中高年の)はHappy endにする必要があるので、
「迎合する必要はない」けれど「食わず嫌いからくる勘違い」は避けたい。
という結論に無理やり持ち込んだ記憶があります。

詰まる所、人は「分かり合える仲間が存在する」ということが幸せで、
そのためには<不断の努力>が必要らしいです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゆらし療法

2016-12-17 05:53:28 | 健康法


Running WriterのMIFUYU先生から紹介されたASTOKサロン。
様々な人が様々な立場から講演・発表する毎月1回の交流の場です。
昨夜は遠来の友人と二人で聴きに行きました。

「身体の慢性的な痛みはどこからくるのか?」というテーマで、
講師は Yurashi Therapy創始者の松永光司氏。

氏によると、
「慢性的な痛みは、筋肉の拘縮のせい」だそう。

筋組織の過緊張を取り去るには、

  痛む部分は触らず、その周辺を、そぉ~っと圧する。
  
  痛む部分を取り囲むように、数か所、圧を加えていくと、
  痛みが消えたり、身体の別の部分に移動することもある。

昨夜この施術を受けた参加者(若い女性)は、
「慢性的な腹痛が取れて、スッキリしちゃった!」そうです。

この効果はいつまで持続するのか?
痛みの原因は永久に消し去られたのか?
患者は努力しないで良いのか???

気になることは多々ありますが、
<痛みの謎と多様性>を知ることは重要だと思いました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シルバー大学 忘年会

2016-12-16 05:57:42 | ネットワーキング


昨日はシルバー大学の忘年会でした。
私が参加する「シルバー大学」は目黒区の社会教育関係登録団体です。
目黒区民大学講座受講者が中心になって自主的な会に発展したそうです。

開催場所が目黒区・緑が丘文化センター(家から自転車で7分)なので、
私にとっては好都合。年会費7000円で、月に2回、講義を聴けます。
結構有名なキャスターの方とか、学者さんのお話しは聞きごたえがあり、
質問もできるので、頭の体操になります。

ついつい、同じ分野の人とのお喋りばかりになりがちの昨今、
くじ引きで割り当てられたテーブルで、久しぶりの中華料理を楽しみ、
初めて言葉を交わす人々との会話は少しの緊張感からスタート。

でも、み~んな70歳前後になると、身体の悩みは共通だということが分かり、
自分の10年後を見せていただいている感じです。
意外な趣味を持っている方もあり、たくさんの学びがあります。

数年前まで、「老人会(←昔流の言い方?)なんて、私には無縁だわ」
と思っていましたが、<イイかも~>なんて思い始めている私。
<なってみなくちゃ分からない老後の楽しみ方

やってみなくちゃわからない<ミュージカルの悦び
一見、脈絡の無い二つのロジックに普遍性を持たせるのが、
来年の私のミッションのようです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミュージカル・シナリオの書き方

2016-12-15 06:04:23 | 唄と踊り


毎月第二水曜日は、近所の嶺町文化センターで
<嶺のこだま>という<抒情歌を気楽に歌う会>があり、
私は10分弱の体操指導を担当しています。

昨日はXmas特集で、ミュー研のミュージカルをご披露しました。
演目は10月末の蒲田公演と同じ、「ガンコ婆さんの改心物語」

「20分以内の物語に仕上げる」という制約の中、
テーマをきちんと決めるのは、とても難しい作業です。今回も、
災害復興Storyなのか、<意固地な高齢者の勘違い→融和>なのか、
「分かり難い」という声がありました。

思えば、昔の職場で学芸会をやっていたころは、
「テーマを決める」なんて、考えてもいませんでした。
通勤の道すがら、天から降って来る「台詞やStory」を
歌詞やシナリオに書き留める。それだけだったので、

一緒にやってくれていた若い仲間達は、
「本当に、こんなStoryでイイのかなぁ????」という
疑問符だらけだったことは、私も知っています。

でも、「無料なんだし、失敗しても何があっても構わない、
練習や本番が楽しめれば、それでOK!」という気楽な挑戦でした。

今は・・・・職場の学芸会ではなく、
より高い芸術性を求める仲間が集まってくれているので、
気が抜けません。 あ~、楽あれば苦あり・・・・

来年の新しいストーリー作りに向けて、<産みの苦しみ>真っ最中です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Party料理に Quiche (キッシュ)

2016-12-14 05:36:21 | 健康料理


キッシュといえばOilyで、もったりとした粉っぽさで、Dietの大敵!
みたいな存在です。

でも最近見つけたヘルシー・レシピは、材料そのものから違います。
普通のキッシュは

  パイ皮(粉と油)、具(野菜、肉など)
  生クリーム、卵、牛乳、マヨネーズ、ピザ用チーズなど


でも、「あな吉さんのゆるべジ異国風ごはん」レシピ材料は

  パイ皮なし、具(かぶの葉、玉葱、厚揚げ)のみ。


私は昨日、消費期限が近づいた<車麩>を使いたくて、
直径5cmの車麩を6個、戻してから水を絞り、バターでこんがり焼いて
トッピングにしました。

胃に負担な食材を使っていないので、軽いこと! =^-^=
材料は順を追ってFood processorで混ぜるだけ。30分で準備し、
オーブンで焼いて仕上げるので、作り置きできるからParty向き。
簡単で、意外性もある、こういうヘルシーな料理が大好きです。

下記レシピは上記・朝倉ユキさんの料理ブックP.12からですが、
分量は我が家のキャセロールに合わせて約5割増しです。

  ●小松菜(または蕪の葉)240g →ざく切りにしてFood processor
  ●玉葱200g  → 包丁でみじん切り
  上記に塩3gを加えて、フライパン(Olieve油小2)で蒸し煮10分。

  ○厚揚げ240g、白みそ20g、胡椒、ターメリックをFood processorに。
   
  ●に○を加えて、ヘラで混ぜ、キャセロールに入れてOvenで20分焼く。
   (材料に火が通っているので、150℃で15分程度)

今日の写真では車麩をトッピングしていますが、
ゆで卵やクルトンなど、違う歯ざわりや彩りを加えると楽しいです。




   

   



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

膚診断

2016-12-13 06:03:29 | 健康法


今年やってみて良かったこと その2

「過剰医療の餌食にならないために、病院に近寄るな」
という声があるのに、
私は<膚データ>を求めて自費診療の大学病院に行ってしまいました。

その病院のお薦めは、
①紫外線に当たらない(日傘、帽子、Out door用覆面)を活用。

②日焼け止めを含めて、肌に色々なものを塗らない。
 必要があって化粧した日は、石鹸洗顔をする。

③肌を擦らない。

以上の全ての項目で私は落第でした。
①の紫外線除けは、帽子を被っているけれど、
 高山での照り返しには無防備でした。

②この10年くらい「ゲルクリーム」という複合型クリームを愛用。
 これの上にSun screenとか、たまのFoundationを使い、
 ゲルクリームで洗顔・・・・塗ったものを落とせてなかったかも。

③著名なMake-up artistの「造顔マッサージ」のビデオを見て、
 母にやってあげたり、自分も毎日していました。
 これが強過ぎたようで、頬骨の上の皮膚が炎症を起こしていました。


大学病院の主張が全て正しいかどうかは分かりませんが、
やれる部分は改善して、様子をみることにします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

勝間塾 忘年会 

2016-12-12 05:56:41 | ネットワーキング


昨夜は勝間塾ウィンウィンの忘年会に出席。
知人はゼロ。いやぁ、先日の勉強会に来てた人が1~2人居たかも?
そんなこと、お構いなしに出られるのが勝間塾の良いところ。
たまたま同席した若者と3人で熱く語り、カラオケを楽しみました。

25歳、<社長業見習い>という青年は、高校時代に
<全日本毎日新聞音楽コンクール>の声楽部門で入賞したそうで、
「おじいさんの古時計」を歌ってくれました。
クラシックっぽくなく、淡々としてカッコいい歌い方。さ~すが!

もう一人の女性は、美人でStyle抜群。魅力的。年齢を聞いてビックリ。
48歳だなんて・・・うっそでしょ~~~?という言葉しか浮かばない。
そう。勝間塾には、こういう感じのSingle女性がゴロゴロ居ます。

  「家も安定した仕事も手に入れた。今更結婚するのは面倒くさい。

   でも、なんか新しい夢を持ちたい。何かにチャレンジし続けたい」

そういう意味では団塊世代の私だっておんなじヨ!
若者が面倒くさがる<結婚>をしちゃってるだけで、
新しい夢とチャレンジに燃えている部分は、もっと熱いかも!
だって残り時間が少ないのですからね。》
たくさんの刺激を与えてくれる<勝間塾>にとても感謝しています。
ことし始めて良かった活動の筆頭です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ダブルパンツ

2016-12-11 08:27:57 | つぶやき


今年やって良かったこと。 

  <ダブルパンツ>って

ただ、薄手のスパッツ(昔流に言えば、股引)と薄手のスラックスを
2枚重ねて履くだけのことです。
(去年までは、厳寒期は<裏フリース>の防寒ズボンを履いていました。)

今年は暖冬のせいもありますが、
少し寒い朝は、足首に百均のフリースのLeg Warmerを着けるだけで十分。
足元が温かいと、全身に伝わります。
 
首にフリースの小さなマフラー、上半身はフリースのベストがあれば
Uni Qloのダウンジャケットだけで身軽に行動できます。

防寒ズボンは・・・・
厳冬期の山歩きにしか使わなくなるかも。
でも最近、車中泊・夜明け前にライトとアイゼンをつけての山行は激減。
やっぱりトシ?? 
夫が「猫の朝ごはんが無いと気の毒だ」とか、
「車の座席に布団の準備をするのが面倒」だとか、色々な理由がついて
夜中のドライブが激減しています。

そういう、心の叫び(?)とか、<自分の本音>をしっかり聞き、
無理をしないで老境(?)を楽しみたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

島唄

2016-12-10 15:50:33 | 唄と踊り
これはコヨーテです。通りがかった一瞬の後ろ姿。


今年合唱曲として挑戦してみて良かった歌です。
ダイレクトな反戦歌ではなく、非常にVisualな、美しい歌詞。
そして沖縄を彷彿とさせるリズムと伴奏。

私はてっきり、沖縄出身の方の作詞作曲と思っていたら、
山梨県出身のSinger Songwriter宮沢和史さんだそうな。
素晴らしい才能だと思います。

改めてwikiを読むと、沖縄の人から
  「沖縄の人間でない人間が沖縄民謡の真似事をするなんてとんでもない」
という批判があったそうです。でも、

   特に喜納昌吉(前参議院議員)から贈られた
  「(『島唄』を単なる沖縄音楽の真似事、と批判する者もあるが)
   音楽において、『魂』までコピーすれば、
   それはもうコピーなんかじゃないんだ」という言葉に背中を押された、
   と宮沢はTV番組でコメントしている。

宮沢氏は、語っています。
  「沖縄戦があったことは知っていたが、
   集団自決やひめゆり学徒隊などのことを知らなかった。
   その無知だったことに対する怒りや、当時の軍事下の教育に対する
   疑問みたいなもので怒りがこみ上げて

   地下のガマに残っている皆さんの魂を空に解放したいなみたいな
   思いがあって、東京で『島唄』を作った」


私も数年前に夫婦で沖縄を一周し、犠牲になった島の人々の無念さ、
悲しさ、戦争の悲惨さを肌に感じました。
この編曲をELEVATOで買って、歌い始めた頃は
涙がこみ上げてきて困ったくらいです。

今は淡々と歌いながら、この内容を<沖縄戦を知らない世代>に
伝えていきたいと思います。
沖縄の民謡保存会の皆さんにも色々事情がおありでしょうが、
多くの人に反戦メッセージを届けることが重要なのではないでしょうか?
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする