蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

秘密基地

2012年06月13日 | 庭まわり
鳥にとっては、営巣場所は秘密基地のようなもの。
その秘密基地で事件は起きた

ずいぶん昔、信楽で求めたフクロウの花器兼置物。
 ありし日のフクロウ

玄関前の古椅子にのせていたが、庭の花や緑の葉を活けようと、水を注ぐと何か異物が浮いてきた。
苔玉を入れた記憶はない。
引っ張り出したところ、なんと綿様な物や枝で出来た巣に卵が5個。
すでに浸水しているが、とにかく急ぎ軽くしぼり、元に返した。

花器も元の場所へ移動

少々の時間をあけたあと、滅多にないシーンを撮影しようと
フクロウを持ちあげた瞬間、パタパタッと飛び立った。
あっと手放してガチャン!


またまた急ぎ段ボールを探し、タオルを敷く。
残ったフクロウの頭部分を載せて、なりすまし作戦。


卵2個を割られ、おまけに衝撃を受け、不幸なシジュウガラは、その後は来ていない様子。

そういえば、玄関前のナラの枝でさえずるシジュウガラがいたなぁ。
あの夫婦の卵だったのだろう。

悪いことをした。その後覗く勇気がない。
どうせ巣を作るなら、燕のように軒下にすれば良いものを!

余談
松の伐採により、南庭から西側の空き地へ2度の引っ越しを余議なくされたシジュウガラにとっても、えらく迷惑な話。
すでに卵を抱いていたからなおさらだ。
不安に耐え移動先の巣箱を発見して、せっせと餌を運んでいる。たくましい。


無事誕生を祈る
コメント
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