蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

圧迫骨折

2013年01月14日 | 介助ときどき日誌
  散歩道から

圧迫骨折を知りませんでした。
年末に尻もちをついた母は、痛みがとれず年明けに近所の整形外科へ相談に行った。

「どうも昔の圧迫骨折の痛みですな」
「尻もちのほうは大丈夫です」
「なんならMRIをとりますか?」

「そういえば60歳代に茶釜を移動させた時、痛みがあって薬で治した様な・・・」

それだろう。

2日後のMRI検査の結果
「やはり古いものですね。記憶はありませんか?」
「痛み止めを飲みながら1ケ月くらいで自然治癒で治ります」

この自然治癒の言葉ががいけなかった。
寝っ転がっていても自然に治る・・・・と解釈してしまった。

イタイイタイと言いながら横になっている。
看護師さんに諭され、食事には連れ出してもらっているが、パジャマを着替えない。

やっと上着だけ着替えるようになった。
入浴を断る。浴室での転倒を怖がる。ちゃんとプロの介護士さんの介助があるにも関わらずである。

何かというと「病気だから・・・」と逃げるようになった。
逃げるというより、病気を作っている感じ。

こりゃなんとかせねばなるまい。

寝たきりは認知症発症への道
これにも理屈をつける。思考はちゃんとしているから問題ないと言い張る。
人間は頭と心と体のバランスで成りたっているんですぞ。

母上よ、温めて体も心もほぐし、筋肉をつけてまた歩こうよ!

ふ~


コメント
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