蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

絵てがみの力

2013年01月30日 | 介助ときどき日誌
元気な青空と雪山が続く。気持ちをほぐすにはもってこい!


気持ちをハイにさせるには何ができるか?
そうだ絵てがみにトライしてみよう。


尻もちの後、なかなか痛みが取れず部屋にひきこもりがちになった母。

さて困った
寝たきりにさせまい・・・このまま認知症へ突入か?


茨城新聞社刊 分かりやすいに尽きる

食事・排泄・更衣(着替え)を励行させる、これが基本

動かなければお腹はすかず、座ると臀部から背中が痛むらしくゴロゴロすることになる。
トイレと食事は、車椅子でなんとか介護士さんか私が連れ出す。


焦っても仕方ないので、この本で予備知識を仕込む


図書館で借りたので細部は忘れたが、母を観察していると「まぁ大丈夫だわー」

記憶力は落ちていない、わずかといえどもの郵便貯金通帳の心配をしている、朝日新聞の見出しだけのようだが全頁に目を通しているらしいし・・・・
看護師さんや介護士さんの特徴をメモして名前を覚えているし・・・・
そのうちニックネームをつけるのではないかと思うほど、特徴をつかんでいる。
「忙しいのにわがまま言ってすみません」と相手への配慮も少しはできる。
言葉の配慮より頑張って動いて欲しいのが、私の本音です。


さてここからどうするべぇ。
まずは知人の出張マッサージを続けながら、病院のリハビリに連れ出し生活機能訓練をしないと。
痛みがなくなり治療が済んだ時、足腰が弱っていては困る。並行してできるのがよいらしい。

興味のあること刺激になることで目覚めさせるには
茶道だ!
30年も続け、師範のお免状もとった努力に火をつけよう!



構図は気に入った写真からイラストにした。着色は顔彩、文字はサインペン
エへへ・・・へたウマと自ら慰める。
真似っこからでも、とりあえず先へ進めてみよう

母の感想は
茶巾は真っ白に!(右下)
サインは手書きで面白いから、早まって篆刻なんぞ作らなくていいよ(見すかされてる~)
サインを道の左脇にすればバランスがよかったのではと言うと「下のほうで目立たぬくらいが美しい」なんぞとけん制する。

参りました!

そうは言いつつ嬉しいのか枕もとに置いて眺めているようだ
ありがとうね





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする