最近見かける小ぶりの鳥
コゲラの住む枯れ木の近くでしきりに鳴くので、実家に里帰りのようだ
表現はよろしくないが、私達の年代の長寿は罪深いかもしれない。介護保険が始まり、街にクモの子のようにディサービスの車が走り始めた頃、そうかこの業界はそんなに儲かるのか、と。
特に高齢化社会は息子達や孫達の世代を圧迫する。
高齢化社会でなくすでに高齢社会
現在の高齢者は別。勿論子供や若者や働き盛りには最高の医療は必要だ。
そもそも粋も甘いも経験し働き苦労しながら楽しんだ後、寝たきりや延命の苦痛に耐えて100歳近くまで生きる必要があるだろうか?ましてや苦労ばかりの人生だったと嘆く人が、ではこれから幸福に生きようと思っても体はそうはいくまい。
と毒舌をはいていたら「日本人の死に時」久坂部羊著 幻冬舎刊(新書)2007年1月発行
副題:そんなに長生きしたいですか
を見つけた。
とても親の介護をできそうにない私には「そうだよね」と共感できる部分もある
■何故わざわざ日本人の、と断わるのか?アメリカはずばぬけてアンチエイジング(抗加齢)志向が強いらしい。さらに高齢社会は世界的な傾向だ
医学技術の向上・進歩の先にあるアンチエイジング主義。昨今のサプリメント愛用、健康情報の氾濫、アンチエイジング時代を見越したような種々の生命保険などがそれを証明している。
・・・予防医学という名の病院の策略もあるんではないか?などと私なんぞは勘ぐっている・・・
■健康寿命と平均寿命は違うよとも説いている。
つまりその差○才~▲才が介護つきの余分な人生になるのである
・・・運命というか持って生まれた寿命を生きれば良し、それは各人に決められているんだと思う・・・・
■年金や健康保険は将来受け取るための積立ではないと説く。私が収めてきた年金はすでに前世代の方々が気持ちよく使っているのである。
よくある勘違いだそうだ。
息子たちの納めた年金は私達の年代が使い切ることになる。
だから長生きすればするほど、少子化傾向の息子や孫に負担がかかる、そうです。
最近資格を取って働く介護士やヘルパーの離職が続いていると聞く
自身は介護が出来ないのに、介護して欲しいとは大きな声で言えない。
□余談1
私は子育てを終え41歳でフルタイム再就職し、その時こう考えた。ここから新入生(第二の人生)だとすれば生まれた時は35歳。ならば70歳で人生を終えたい・・・・。う~んあと8年かぁ。死に時を得られるのか?
『人生最後の数年を田舎暮らしで~~~』は結局10年間になる計算。程よい長さだ
□余談2
現在84歳の実母を大阪に残している。穂高でいっしょに住む気はないらしい。
好きな時に好きなものを食べ、好きな時間に寝て起きる、ブッシュマンのような自由な生活リズムを捨てる気は全くなさそうだ。
いまでも自分の歯で食事をする。「長生きしすぎたわぁ」と嘆くふりはするが、京都のお茶会に楽しく出かける。
誕生日に83歳だねと電話すると「84だよ」と元気な声が返ってきた
母を置いてあの世にはいけない。複雑な心境です---------
コゲラの住む枯れ木の近くでしきりに鳴くので、実家に里帰りのようだ
表現はよろしくないが、私達の年代の長寿は罪深いかもしれない。介護保険が始まり、街にクモの子のようにディサービスの車が走り始めた頃、そうかこの業界はそんなに儲かるのか、と。
特に高齢化社会は息子達や孫達の世代を圧迫する。
高齢化社会でなくすでに高齢社会
現在の高齢者は別。勿論子供や若者や働き盛りには最高の医療は必要だ。
そもそも粋も甘いも経験し働き苦労しながら楽しんだ後、寝たきりや延命の苦痛に耐えて100歳近くまで生きる必要があるだろうか?ましてや苦労ばかりの人生だったと嘆く人が、ではこれから幸福に生きようと思っても体はそうはいくまい。
と毒舌をはいていたら「日本人の死に時」久坂部羊著 幻冬舎刊(新書)2007年1月発行
副題:そんなに長生きしたいですか
を見つけた。
とても親の介護をできそうにない私には「そうだよね」と共感できる部分もある
■何故わざわざ日本人の、と断わるのか?アメリカはずばぬけてアンチエイジング(抗加齢)志向が強いらしい。さらに高齢社会は世界的な傾向だ
医学技術の向上・進歩の先にあるアンチエイジング主義。昨今のサプリメント愛用、健康情報の氾濫、アンチエイジング時代を見越したような種々の生命保険などがそれを証明している。
・・・予防医学という名の病院の策略もあるんではないか?などと私なんぞは勘ぐっている・・・
■健康寿命と平均寿命は違うよとも説いている。
つまりその差○才~▲才が介護つきの余分な人生になるのである
・・・運命というか持って生まれた寿命を生きれば良し、それは各人に決められているんだと思う・・・・
■年金や健康保険は将来受け取るための積立ではないと説く。私が収めてきた年金はすでに前世代の方々が気持ちよく使っているのである。
よくある勘違いだそうだ。
息子たちの納めた年金は私達の年代が使い切ることになる。
だから長生きすればするほど、少子化傾向の息子や孫に負担がかかる、そうです。
最近資格を取って働く介護士やヘルパーの離職が続いていると聞く
自身は介護が出来ないのに、介護して欲しいとは大きな声で言えない。
□余談1
私は子育てを終え41歳でフルタイム再就職し、その時こう考えた。ここから新入生(第二の人生)だとすれば生まれた時は35歳。ならば70歳で人生を終えたい・・・・。う~んあと8年かぁ。死に時を得られるのか?
『人生最後の数年を田舎暮らしで~~~』は結局10年間になる計算。程よい長さだ
□余談2
現在84歳の実母を大阪に残している。穂高でいっしょに住む気はないらしい。
好きな時に好きなものを食べ、好きな時間に寝て起きる、ブッシュマンのような自由な生活リズムを捨てる気は全くなさそうだ。
いまでも自分の歯で食事をする。「長生きしすぎたわぁ」と嘆くふりはするが、京都のお茶会に楽しく出かける。
誕生日に83歳だねと電話すると「84だよ」と元気な声が返ってきた
母を置いてあの世にはいけない。複雑な心境です---------
夫の母が今年84歳になります。
義父母2人で元気にやってます。どころか、私の不在のときは洗濯物まで(隣に居るので)
母は57で亡くなったので、何も孝行らしきものもしなかったし、父も弟夫婦と暮らしているし。
平均寿命よりうんと早く亡くなるのはやはり理不尽であり、とても悲しいですから。
医療と介護費用をあまり使わず「元気に長生き」これが理想ですね。
自分の健康に留意して、なるべく周りの、後世代の負担にならぬように、あとはなるようにしかならないので、とりあえず、今、楽しんでおこうと。
やっぱり、不肖の人。
でも、お母様よりは少しは長生きしてください。
寿命を選べないのが面白くもあり辛いところでもあります。若い時から我儘に好き勝手に遊んで生きてきたので、そうそう神様は許さないだろうなと遠慮気味になる今日この頃です。